
日本の病院に勤務する中国人看護師が、患者の個人情報や医療情報をSNSに繰り返し投稿していた疑いが浮上し、波紋を広げている。
14日(現地時間)、香港紙 サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、東京の「武蔵野徳洲会病院」に勤務する中国人女性Aさんが、自身のSNSに「東京看護師体験Vlog」と題した動画を投稿していたという。Aさんは約2万1000人のフォロワーを持つインフルエンサーとされる。
問題となった動画は昨年12月13日に投稿されたもので、「東京看護師の一日:16時間勤務で月約46万円を稼ぐ」とのタイトルが付けられていた。
動画の中でAさんは、午前4時36分から患者にチューブで栄養を投与したり、夜勤記録を整理する様子などを撮影していた。問題は、その過程で患者の名前が記された薬袋や病院のベッド、医療記録などがモザイク処理されないまま映り込んでいた点だ。
この動画が日本のオンラインコミュニティで拡散され、ネット上では批判の声が相次いだ。あるユーザーは「能力の問題以前に、個人情報を扱う医療現場でこのような行為が許されるのか」と指摘し、別のユーザーも「看護師資格そのものに疑問を感じる。こんな無責任な人物に命を預けられない」と批判した。
中国国内でも非難の声が広がっている。ネットユーザーからは「患者情報の流出はどの国でも許されない」「インフルエンサーになるために職業倫理を捨てたのか」「こうした行為が海外で働く他の中国人にも悪影響を及ぼす」といった意見が上がっている。
騒動が拡大する中、武蔵野徳洲会病院は今月5日、公式声明を発表した。病院側は「職員の不適切な行為により患者の個人情報が漏えいしたことについて深くお詫び申し上げる」とした上で、「当該投稿は直ちに削除し、再発防止に向けて全職員への教育を徹底する」と説明した。
現在、AさんのSNSアカウントは非公開に切り替えられており、具体的な処分内容は明らかにされていない。














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