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銃撃され森で遺体発見、暗号資産狙いの拉致殺害 欧州に広がる恐怖

望月博樹 アクセス  

引用:SNS@policia
引用:SNS@policia

スペインにおいて、暗号資産トレーダーがギャングに拉致され、拷問を受けた末に死亡するという事件が発生した。

報道によると、英「デイリー・メール」が10日(現地時間)に報じたところによれば、スペイン警察は、暗号資産の奪取を目的に男性を拉致・殺害した疑いで5人を逮捕し、デンマークでも4人が追加で起訴されたと明らかにしている。

被害男性と彼の交際相手は今年4月、スペインのコスタ・デル・ソル地域で、覆面と手袋を着用した4人の男に襲撃された。男性は逃走を試みる途中で足に銃撃を受け、2人とも人里離れた隠れ家へ連れ去られ監禁された。

地元警察は、犯行グループが暗号資産へのアクセス情報を聞き出すため、2人に極度の暴力を加えたと見ている。実際に、男性の遺体からは銃創のほかにも深刻な拷問の痕跡が確認されている。交際相手は深夜ごろ解放され通報したが、男性はマラガ州ミハス地域の森林で遺体として発見された。

警察はマドリードとマラガで家宅捜索を行い、拳銃、血痕の付着したズボンなどの証拠物を押収した。また、拷問に使用されたとみられる鉄製の警棒も見つかった。

このほかにも、近年は暗号資産を狙った拉致・強盗事件が増加傾向にある。

今年10月には、暗号資産詐欺の疑いが持たれていたロマン・ノヴァク(38)と妻アナ(37)が、アラブ首長国連邦の人里離れた砂漠地帯で、コンクリートに封じ込められた遺体として発見されている。

ロシアの捜査当局によると、誘拐犯らは暗号を聞き出すため、夫婦に互いが拷問される様子を見せつけたとされている。ノヴァクは最終的に情報を明かしたものの、暗号資産ウォレットはすでに空の状態であったと伝えられている。その後、身代金を外部から調達しようとする試みも失敗し、2人は殺害され、遺体は四肢を切断された状態で遺棄された。

今年1月には、フランスの暗号資産企業「レジャー(Ledger)」の共同創業者ダビド・バランド氏とそのパートナーが拉致された。犯人らは身代金を要求し、バランド氏の指を切断した後、彼は翌日に解放された。交際相手はパリ郊外の車のトランクで拘束された状態で発見されている。

また5月には、フランスの暗号資産取引所「ペイミアム(Paymium)」の最高経営責任者の娘と孫を誘拐しようとする試みがあったが、犯行は未遂に終わっている。

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