
モンゴル国境地域である中国北部に位置する富蘊県でスキーをしていた現地の女性が野生のユキヒョウに襲われる事件が起きた。
「FOXニュース」によると、事件は23日、富蘊県にあるコクトカイユネスコ世界ジオパーク付近のタラット村で発生した。
当時スキーをしていた中国人女性は野生のユキヒョウを見て写真を撮ろうと3mまで近づいたところ、襲撃された。目撃者が撮影した映像には、女性が動かずに雪の上に横たわり、その前にユキヒョウが座っている様子が映っていた。

目撃者によると、近くにいたスキーインストラクターがスキーポールを振って、ユキヒョウを追い払ったという。女性は顔に大きな傷を負い、周囲の人々の助けを借りて病院に搬送された。当時ヘルメットを着用していたため、命に別状はないとされている。
報道によると、当局は前日、ホテル付近でユキヒョウが何度も目撃されたとの通報を受け、観光客に注意を呼びかけていた。
ユキヒョウは警戒心が強く姿を見せることが少ないため、人を襲う事例は稀だが、最近餌が不足しているため人里に下りてきたとされる。
専門家は「ユキヒョウは攻撃性の強い大型捕食者だ」とし、「この地域を通過する際は素早く移動し、長く滞在しないこと。車から降りたり写真を撮るために近づいたりせず、周辺を絶対に一人で歩かないように」と警告した。
一方、Snow Leopard Trust(世界ユキヒョウ保護団体)によると、中国は世界で最も多くの野生ユキヒョウが生息する国だという。全世界の野生ユキヒョウ個体数の60%が中国に生息しているとのことだ。













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