グーグル勤務のイラン人姉妹、実は「スパイ」だった
シリコンバレー企業で営業秘密窃取の疑い

米国とイランの緊張が続く中、イラン国籍のエンジニア3人が、米シリコンバレーの主要IT企業から営業秘密を持ち出したとして起訴された。
23日(現地時間)、ニューヨーク・ポストやCNBCによると、米連邦大陪審は先月19日、グーグルなどの主要テック企業からプロセッサーのセキュリティーや暗号化に関する中核技術を盗み出したとして、イラン人のソフトウェアエンジニア3人を起訴した。共謀したサマネ・ガンダリ氏(41)とソルブル・ガンダリ氏(32)は姉妹で、ともに起訴されたモハマドジャバド・ホスロビ氏(40)はサマネ氏の夫だ。
ガンダリ姉妹はいずれもグーグルに勤務した後、別のIT企業へ転職しており、ホスロビ氏もシリコンバレーのIT企業に勤務していた。3人は、グーグルやスマートフォン向けシステムオンチップ(SoC)を開発する主要企業などで勤務する中で得た機密へのアクセス権を組織的に悪用した。SoCは、CPU、メモリー、画像処理装置(GPU)など、様々な半導体機能を1つのチップに統合した技術を指す。
起訴状によると、3人はデジタル監視網を逃れるため、機密情報が表示されたコンピューター画面を数百枚にわたって直接撮影したほか、メッセージアプリ「Telegram」の個人チャンネルを通じてファイルをやり取りし、その後、個人端末やイラン本国に送信していた。米連邦捜査局(FBI)の特別捜査官は「被告らが機密データを送信した手口には、身元を隠そうとする意図的な手順が含まれていた」と付け加えた。
特に3人は、2023年8月にグーグルのセキュリティーシステムによって不審な動きを把握され、アクセス権を剥奪された後、証拠隠滅を図ったことが明らかになった。サマネ氏はセキュリティーチームに発覚した後、虚偽の陳述書に署名していた。また、この期間中、夫妻のノートパソコンからは、メッセージ記録の削除方法や通信事業者のデータ保存期間を検索するなど、証拠隠滅を試みた形跡も見つかった。
グーグル側は「内部のセキュリティーモニタリングで異常な兆候を把握し、直ちに捜査当局に通報した」とした上で、「機密保護のため、セキュリティー対策を強化している」と明らかにした。
一方、3人の被告はいずれも無罪を主張している。有罪となった場合、営業秘密侵害の各罪については最大10年、捜査妨害罪については最大20年の拘禁刑が科される可能性がある。













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