
中国湖北省武漢市を走行していた百度(バイドゥ)の自動運転タクシー「Apollo Go(ロボタクシー)」が一斉に停止するトラブルがあった。当局はけが人はいないと発表したが、無人タクシーの安全性に対する懸念が改めて浮き彫りとなっている。
1日、中国の澎湃新聞など現地メディアは、3月31日午後9時ごろ、武漢市内を運行中のApollo Goのシステムがダウンしたと報じた。停止した車両数は具体的には確認されていないが、およそ100台に上るとみられる。
当該車両に乗車していたルさんは、高架道路の3車線の真ん中で車が停止し、両脇を大型トラックが高速で走行していた当時の緊迫した状況を振り返った。ルさんは約2時間車内に閉じ込められた。車内のSOSボタンは機能せず、後部座席のモニターにある通報ボタンを何度も押したが自動的に切断されたという。400回以上カスタマーセンターに連絡してようやくスタッフを派遣するとの回答があったが、到着まで1時間以上を要した。
別の乗客は、高架道路上で車両が停止した際、車外に出るのが怖かったが、幸運にも通りかかった交通警察に助けを求め、移動することができたと説明している。現地メディアは、大規模な車両停止が発生したにもかかわらず、運営会社側は補償などについて言及していないと伝えた。
武漢交通警察は初期調査の結果、システム故障による停止と判断しており、けが人はいないとしている。













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