
ChatGPTの開発元であるOpenAIで、主要幹部の離脱が相次いでいる。
ブルームバーグによると、AI動画生成ツール「Sora」チームを率いていたビル・ピーブルズ氏が、最近SNSで退職を表明したとのことだ。
背景には、同社がIPO(新規公開株式)を見据え、収益拡大が見込める企業向け(B2B)市場に経営資源を集中するため、「ノンコア事業」の整理を進めていることがあるとみられる。この過程で「Sora」事業も縮小・終了に向かった可能性が指摘されている。
また、「Instagram」や「X」で幹部を歴任し、OpenAIで最高製品責任者(CPO)を務めたケビン・ワイル氏も、SNSを通じて退職を発表した。同氏は、自身が率いていた「OpenAI for Science」チームのメンバーが他の研究チームへ異動したと明らかにしている。
さらに、B2Bアプリケーション部門の最高技術責任者(CTO)だったスリニバス・ナラヤナン氏も退職を表明し、「最近および今後予定されている製品リリースを踏まえ、今が身を引く時期だと判断した」と説明した。
同社はこうした人事の動きについて、「製品ポートフォリオの再編・統合を進める一環」としている。
このほか、事業部門のCEOであるフィジー・シモ氏が難治性疾患の治療のため休職し、最高マーケティング責任者(CMO)のケイト・ラウチ氏もがん治療に専念するため退任するなど、幹部の離脱が続いている。さらに、「特別プロジェクト」を統括するため異動した前最高執行責任者(COO)のブラッド・ライトキャップ氏の後任は置かれない見通しだ。













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