
自身が担当していた精神科患者と不適切な関係を持ち、さらに妊娠までしていたイギリスの30代看護師が、最終的に実刑判決を受けることになった。
14日(現地時間)、英デイリー・メールなどによると、ブリストル刑事法院は、精神疾患を患う患者と性的関係を持った罪などで起訴されたリディア・メイ・グリーン被告(30)に対し、懲役28か月を言い渡した。
事件は2021年、グリーン被告が看護学生として当該精神病棟に配属されたことから始まった。彼女は当時、10年の実刑判決を受け服役中に精神疾患を発症し、病院へ移送されていた男性患者A氏を担当することになった。
自閉スペクトラム症やADHD(注意欠如・多動症)などを患っていたA氏は、グリーン被告を最も信頼する職員として慕っており、2人の関係はまもなく不適切な恋愛関係へと発展した。
捜査の結果、グリーン被告は2024年の夏季休暇期間などを利用してA氏と病院外のホテルに宿泊し、関係を持っていたこと、さらに自身の携帯電話に裸体写真や行為の動画などを保存していたことが明らかになった。
この過程でグリーン被告は妊娠までしたが、その後流産したと伝えられている。
2人の関係は今年初め、A氏が病院職員に事実を打ち明けたことで明るみに出た。グリーン被告は捜査開始後、証拠を削除するなど隠蔽を図ったが、最終的にはすべての容疑を認めた。
検察は「グリーン被告の行為によって患者の退院計画が遅れ、リハビリの過程にも悪影響を及ぼすなど、深刻な心理的被害を与えた」と指摘した。
一方、グリーン被告側の弁護士は、「過度な業務ストレスの中で誤った判断をしてしまったものであり、患者側が先に好意を示していたなど、強制的な関係ではなかった」と主張し、「10年間努力して取得した看護師資格までも失うことになった」と訴えた。
しかし裁判所は、「看護師として厳格な倫理的境界を守るべき立場でありながら、脆弱な状態にある患者を保護できなかった」として、実刑判決の理由を説明した。













コメント0