メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

史上最強級のスーパーエルニーニョ懸念、世界的猛暑と食糧不安拡大

有馬侑之介 アクセス  

太平洋で現れた超強力な「スーパーエルニーニョ」の兆しが、歴史上最も強力だった19世紀のエルニーニョ現象を超える可能性があるとの分析が出た。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/Gemini
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/Gemini

18日(現地時間)のBBCやCNNなどによると、米海洋大気庁(NOAA)やオーストラリア気象局(BOM)などは、14日に熱帯太平洋海域の水温上昇速度が例年より早い点などを基に、今年の秋に強力なスーパーエルニーニョが発生する可能性が高いと予測したという。

エルニーニョ現象は赤道付近の東太平洋の海面温度が長期間平年より高くなる現象で、大気の循環や風のパターンに影響を与え、全世界の気候を揺るがす代表的な気候現象だ。一般的に水温が平年より0.5度以上高くなるとエルニーニョと分類され、2度以上上昇した状態が数か月続く場合はスーパーエルニーニョと見なされる。

現在、太平洋の一部地域の海面温度はすでに平年に比べて約0.5度高い状態だ。NOAA傘下の気候予測センター(CPC)は、早ければ来月に基準値を超える可能性が高いと見込んでいる。特に最近数週間の熱帯太平洋の水温上昇速度は異常に急激だと分析された。

欧州中期予報センター(ECMWF)は、予測モデルの半分以上が今年の年末まで太平洋赤道の海面温度が平年より2.5度以上高くなると予測したと発表した。一部のシミュレーションでは上昇幅が3度を超える可能性も指摘された。これは観測史上最も強力だった1877年のエルニーニョの際に記録された2.7度を上回る水準だ。

1877年に発生した強力なエルニーニョは約18か月間続き、アジアやブラジル、アフリカなどに極度の干ばつと農作物被害を引き起こし、大規模な飢饉につながって数百万人の死者を出したとされている。

専門家たちは今回のスーパーエルニーニョがすでに上昇傾向を続ける地球平均気温をさらに引き上げると見ている。米国の気候科学者ゼーク・ハウスファーザー氏はSNSの「X(旧Twitter)」を通じて、「2026年が既存の最高記録を超え、歴史上最も暑い年になる可能性は19%に達する」とし、「歴代2番目に暑い年になる可能性は50%程度」と分析した。続けて「エルニーニョが2026年末、ピークに達した場合、2027年が再び歴代最も暑い年として記録される可能性は73%に達する」と展望した。

レディング大学のリズ・スティーブンス教授も「今回のエルニーニョが非常に強いレベルに発展する場合、今後2年内に世界平均気温が史上最高を記録する可能性が高い」と指摘した。地域ごとの気候への影響も大きく異なると予想される。北部ペルーや南部エクアドル、東アフリカなどは豪雨と洪水のリスクが高まると見られる。一方、オーストラリアやインドネシア、南米北部地域は長期的な干ばつと大規模な山火事の可能性が高まると観測されている。

引用:Pixabay*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Pixabay*この画像は記事の内容と一切関係ありません

さらに国際社会は食糧供給の不安定性にも注目している。国連防災機関(UNDRR)はエルニーニョによる降水パターンの変化が主要穀物生産に直接的な影響を与える可能性があると分析した。アジアやオセアニア地域では米・小麦・トウモロコシの生産量減少の懸念が高まる一方、一部の米州地域では降水量の増加により大豆の生産量が増加する可能性も指摘されている。

専門家たちは、地政学的な対立と物流の不安が続く中で超強力なエルニーニョが重なる場合、国際的な原材料と食糧の価格変動がさらに大きくなる可能性があると警告している。実際に2015~2016年のスーパーエルニーニョの際、世界経済の損失規模は約3兆9,000億ドル(約619兆7,900億円)に達したと推定されている。

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「給料は増えないのに、食費だけ高くなる」…食品2万品目値上げへ、家計直撃の現実
  • 「自殺目的」は作り話だったのか…女子高生殺害の23歳男、検察が見抜いた“本当の狙い”
  • 妻と娘が中にいる家を掘削機で破壊…酔った男の「離婚なら家ごと壊す」実行犯
  • 深夜2時にマンホールから7人が出てきて素早く着替え…ブルックリンの謎の集団は何者か?
  • 「記録的な現象になる可能性がある」国連が警告する数週間以内の"スーパーエルニーニョ"
  • グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    連邦弁護士1万人が退職…トランプ氏「むしろ好都合、急進左派が一掃された」

    ニュース 

  • 2
    中国EV、“冬の弱点”克服へ一歩か…BYDが極寒で見せた「12分で97%充電」

    モビリティー 

  • 3
    「レース中にエンジンごと替えろ!」トヨタの実戦開発哲学、ニュルで世界が目撃した

    モビリティー 

  • 4
    オレシュニクに誤作動疑惑、ロシア軍拠点を誤爆した可能性浮上

    ニュース 

  • 5
    外国人の不動産規制を見送った日本…「3%程度で、実態は不透明」

    ニュース 

話題

  • 1
    「4WDは車を無敵にする魔法じゃない!」専門家が怒る、ドライバーの思い込みとその代償

    モビリティー 

  • 2
    EU、「域外送還ハブ設置」の強硬な移民法に合意…外国人嫌悪論争も

    ニュース 

  • 3
    「カーナビ中に高温警告」スマホを車に繋ぐと熱くなる、Android Autoの落とし穴

    モビリティー 

  • 4
    「金持ちはさらに金持ちに」米国上位10%が全資産の68%保有、K字型経済の残酷な現実

    ニュース 

  • 5
    Amazon創業者ベゾス氏の“巨大ロケット”が発射台ごと爆発…「NASA月面計画」に暗雲

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]