
2026年のトヨタ新車ラインナップを総整理した。年内発売予定の新型ハイラックスやbZ4Xツーリング、そして既に登場したランドクルーザーFJをはじめ、カムリ、ハイランダー、タンドラの国内導入計画までを一度に見ていく。
2026年の国内自動車市場で、トヨタの動きが活発になっている。年内には、フルモデルチェンジを受けた新型ハイラックスや電気SUVのbZ4Xツーリングの発売が予定されており、すでに5月にはランドクルーザーFJが正式発売された。さらに、米国生産モデルであるカムリ、ハイランダー、タンドラの国内導入計画も公式化された。ここにセリカ復活とフラッグシップスポーツカーGR GTへの期待が加わり、ファンの関心が集まっている。

2026年年内に発売される注目の3モデル
まず注目を集めたのが、2026年春に発売されるbZ4Xツーリングだ。北米では「bZ Woodland」の名で発表されたモデルで、既存のbZ4Xより全長を140mm延長して4,830mmとし、荷室容量は約850Lを確保した。バッテリー総容量は74.7kWhで、一充電航続距離は約418kmに達する。ルーフレールを備え、ルーフボックスやルーフキャリアの装着も容易だ。4WD仕様は前後に高出力タイプのeアクスルを採用し、走行安定性を高めている。
すでに登場したのがランドクルーザーFJである。2025年のジャパンモビリティショー(JMS2025)に先立ってプロトタイプを世界初公開し、2026年5月14日に正式発売された。ランドクルーザーシリーズの中で最もコンパクトな位置づけで、250よりホイールベースを270mm短縮している。最小回転半径は5.5m、全幅は1,855mmと、都市部や狭いオフロードでも扱いやすいサイズに仕上げた。角張った直方体のボディデザインが特徴で、2.7Lガソリンエンジンにパートタイム4WDを組み合わせる。「ランドクルーザーに乗りたいが大きすぎる」とためらっていた層を狙ったモデルだ。

同じ時期には、9年ぶりとなるハイラックスのフルモデルチェンジも予定されている。2025年11月にタイのイベントで世界初公開された新型ハイラックスは、BEVやFCEVなど多様なパワートレインを備え、国内にはディーゼルモデルが導入される。無骨なイメージから脱却し、直線基調の未来志向のスタイルを採用した。太いステアリングとシフトノブはランドクルーザーFJと共通で、タフな印象を与えている。

米国生産の3モデルも2026年以降に導入予定
トヨタは、国土交通省が検討中の新制度を活用し、米国生産車3モデルの国内導入を公式に発表した。まずカムリが約3年ぶりに国内市場へ復帰する。11代目へフルモデルチェンジした現行カムリは2.5Lハイブリッド専用で、FFと4WD(E-Four)を選べる。プリウスやRAV4と共通のハンマーヘッドデザインを採用したスポーティなスタイルと、広い後席空間が特徴だ。

ハイランダーは、日本ではクルーガーの名で販売され、2007年に国内販売を終えた3列シートの大型SUVである。現行の4代目は全長4,950mmのラージサイズに成長し、3列目まで余裕のある空間を確保した。2.4Lガソリンターボと2.5Lハイブリッドが用意され、国内導入仕様は未定だが、ハイブリッドモデルが有力とみられる。

最も話題性が高いのがタンドラだ。フォード・F-150、シボレー・シルバラードと並んで米国を代表するフルサイズピックアップトラックで、全長約6m、全幅2mを超える巨体を誇る。国内の道路事情では扱いが難しいとの指摘もあったが、アウトドア需要の高まりと個性を求める声を反映し、正規導入が決まった。3.4L V6ガソリンターボとハイブリッドが用意される。

公式発表のないモデルにも期待
公式発表はないものの、市場の期待を集めるモデルもある。セリカはトヨタが運営する「トヨタイムズ」で継続的に言及されており、GR GTはトヨタが「2000GT、レクサスLFAに次ぐフラッグシップスポーツカー」と公式に位置づけたモデルで、2025年12月にプロトタイプが公開された。

一方、2025年にはクラウン・エステート(3月フルモデルチェンジ)とRAV4(12月フルモデルチェンジ)が発売された。クラウン・エステートは全長4,930mmのスポーティなワゴン型SUVで、後席格納時には最大1,470Lの荷室空間と、フラット長2mの空間を確保した。RAV4は5代目で新たに生まれ変わり、荷室容量749Lを実現するとともに、商品性の向上などを背景に燃費性能も高めた(WLTCモード)。2026年内にはプラグインハイブリッドの追加も予定されている。













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