
英国出身のロック歌手ロッド・スチュワート(81)が、予定していた公演を直前に中止したことで物議を醸している。翌日にはサッカーのワールドカップを現地観戦しており、試合を見るために公演を中止したのではないかとの疑問も上がっている。
デイリー・メールが12日に報じたところによると、スチュワートは米カリフォルニア州チュラビスタで予定していた公演を、開演の約40分前に突然中止した。
スチュワート側は、急性呼吸器疾患と声帯の炎症により、通常どおり公演を行うのは難しいとの医師の判断があったと説明した。本人は会場まで足を運び、公演を行おうとしたものの、最終的にステージに立つことはできなかったという。
ところが翌日、スチュワートが2人の息子と専用機でボストンへ移動し、2026 FIFAワールドカップのグループステージ、スコットランド対ハイチ戦を現地観戦する姿が公開され、批判が強まった。

スコットランドが1対0で勝利すると、スチュワートが観客席で歓声を上げる姿が撮影された。映像には、テーブルの上にワインなどの酒類が置かれている様子も映っていた。さらに、移動中の機内で息子と撮影した動画を自身のSNSアカウントに投稿し、ファンから批判が相次いだ。
突然の公演中止に落胆したファンからは「ステージに立てないほど体調が悪いのに、長距離移動や試合観戦はできるのか」「数千人が会場まで足を運びながら帰ることになったのに、翌日に楽しむ姿を見せられても納得できない」といった声が上がった。
あるファンは「長年応援してきたが、今回の行動は理解できない。公演を待っていた人たちをひどく失望させた」と話した。別のファンからは「中止した本当の理由が分かった気がする」と皮肉る声も出た。
一方、「呼吸器疾患で公演ができるかどうかと、移動が可能かどうかは別の問題だ」として、早急に判断すべきではないとの意見もあった。喉頭炎や感染症では、移動はできても長時間歌い続けるのが難しい場合があるとの指摘だ。
スチュワートは公演中止後、自身のSNSアカウントに無人のステージの写真を投稿して謝罪した。
「治療を受けて体調は改善したが、声帯はまだ完全に回復していない。公演を行うためにできる限りの措置を講じたものの、最終的に実施できなかった。日程を変更できるよう努める」と説明している。













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