
タイである農夫がオートバイに積んでいた大型の鎌が登校中の生徒の首に刺さり、生徒が死亡する事故が発生した。バンコック・ポストによると、15日(現地時間)の午前7時30分頃、南部スラタニ県チャイヤ郡の警察に死亡事故の通報が入ったという。
事故現場に駆けつけた警察と救急隊員は、草むらの端に倒れている高校3年生のA君(17)を発見した。A君の制服は血まみれで、A君の黒いオートバイは近くに転倒していた。捜査関係者は、A君の首に鎌による深刻な刺傷があったと明らかにした。A君の命を奪った傷は、現地住民のB氏(63)によるものだと判明した。
B氏は当時、オートバイのサイドカーにヤシの実を切るための大きな鎌3本を載せていた。鎌は非常に大きく、長い刃と柄がオートバイの前方に約2mほど突き出ていた。警察によると、B氏が自宅からオートバイを運転して道路に出ようとした瞬間、A君のオートバイが現れ、B氏のオートバイと正面衝突したという。この時、サイドカーに載せられていた鎌の1本が跳ね返り、A君の首を強打したと警察は推測している。
地域住民は以前から道路で鎌のような農具が危険な状態で運ばれているとして、警察署や役所に苦情を申し立てていた。住民たちは近くのヤシの実農場の作業員が毎朝4〜5人ずつ集団でサイドカー付きのオートバイに乗って通過していると説明した。
今回の事故のようにオートバイの前方に鎌が2〜3本、1〜2mの高さで覆いもなく突き出ている状態で走行することが日常茶飯事だったとし、歩行者や他のオートバイの運転者を危険にさらしていたと訴えた。警察は具体的な事故の経緯と住民の苦情内容を調査中だ。














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