
テスラの自動運転機能を搭載した車両による死亡事故が10日ぶりに再び発生し、自動運転車の安全性への懸念が高まっている。事故当時、運転支援システムのオートパイロットが作動していたかどうかは明らかになっていない。
米ABCなどによると、先月29日午後、米カリフォルニア州シミバレーのショッピングセンターでテスラのSUV車両が歩道に突っ込み、79歳の女性が死亡したという。
事故は同日午後2時30分頃、ティエラ・レハダ・ロードとマデラ・ロード付近にある大型小売店ターゲットのショッピングセンター内にあるカフェ前で発生した。
警察によると、白いテスラ車が車道を外れ、レストラン前の歩道を歩いていた女性をはねたとのことだ。
車両はその後、建物に衝突し椅子やテーブルが破壊され、ガラス片が歩道一帯に散乱した。捜査当局はテスラ車が歩道の縁石を乗り越えて被害者に衝突したとみている。
テスラ車を運転していたのは64歳の女性で、車には未成年4人が同乗していた。運転手は手首の負傷を訴え、同乗していた未成年1人も軽傷を負い、治療を受けた。
警察は故意による事故ではないとの見方を示す一方、速度超過や車両の機械的な不具合、飲酒や薬物使用の有無について調べている。
これに先立ち、先月19日には米テキサス州ハリス郡ケイティの住宅街でテスラModel 3が住宅の壁を突き破り、居間にいたマルタ・アビラさん(76)が死亡した。
運転手は捜査当局に対し「事故当時はテスラの運転支援システムを作動させていた」と説明した。
遺族は運転手に加え、テスラに対しても訴訟を起こした。
米フロリダ州南部連邦地裁は2月20日、テスラの自動運転システム・オートパイロットに関連する死亡事故を巡り、2億4,300万ドル(約395億4,000万円)の損害賠償を命じる判決を言い渡した。
この事故は2019年5月、テスラModelSの運転手がオートパイロットを作動させた状態で走行中、落とした携帯電話を拾おうとして一時的に前かがみになった際に発生した。
車両は信号機の赤色点滅を無視して時速100kmで走行し、路肩に停車していたSUV車両に衝突した。この事故でSUV車両のそばに立っていた22歳の女性が死亡し、交際相手の男性も重傷を負った。
















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