「今さら引けない」プーチンが陥った“終われない戦争”

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、4年以上続くウクライナ戦争で自ら出口を見出すのが困難な状況に陥ったとの分析が出た。
米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は12日(現地時間)、プーチン大統領が戦争初期にウクライナ政府を屈服させ、親ロシア体制を構築しようとしたが、キーウ占領に失敗した後、戦争目標を継続的に修正してきたと指摘した。現在はウクライナによる北大西洋条約機構(NATO)加盟の断念や軍事力の制限に加え、ロシアが占領・併合を宣言した地域に対する支配権の承認を求めている。ウクライナと西側がこれを受け入れる可能性は低い。
問題はロシアが決定的な勝利を収めていない点だ。ロシア軍は膨大な兵力と装備を投入して東部戦線で攻勢を続けているが、進撃速度は遅い。戦争が長引くにつれ、人的被害と軍事費の負担も増加の一途をたどっている。それにもかかわらず、プーチン大統領は戦争を止める名分を見出せずにいる。現在の戦線を基準に停戦すれば、ロシア国内で「4年以上戦って何を得たのか」という疑問に直面する可能性があるからだ。
NYTはこのような状況が、プーチン大統領の選択肢をますます狭めていると強調した。目標を下げれば政治的な敗北に映る可能性があり、既存の目標を維持すれば終わりのない消耗戦を甘受しなければならない。戦争を終結させるために始めた交渉さえ、自ら設定した目標のため受け入れがたい逆説に陥っているわけだ。最近、ロシアが攻勢を強めているのも勝利が近づいているためではなく、戦争を終結させる出口を見いだせていないことの表れだとの分析が出ている。

















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