
「オープン・リレーションシップ(開かれた恋愛関係)」に同意していた米国の20代の男性が、嫉妬心を抑えられず、交際相手の女性と彼女の新しい恋人を射殺する悲劇的な事件が起きた。
米紙ニューヨーク・ポストなどは12日、サンディエゴ郡検察が、交際相手だった米海軍の下士官とその恋人を殺害した罪で、ライアン・ウェズリー・プロフィット被告(27)を身柄拘束のまま起訴したと伝えた。
同被告は、カリフォルニア州の軍人住宅団地内の自宅で、コートニー・チャンドラーさん(28)とニコラス・マックルーアさん(27)を射殺した罪に問われている。
検察の調べでは、プロフィット被告はチャンドラーさんとオープン・リレーションシップに合意していたが、チャンドラーさんが路上生活を送っていたマックルーアさんを自宅に招き入れて共に暮らし始めると、強い嫉妬心を募らせていたことが分かった。
オープン・リレーションシップは、「ポリアモリー(複数人との合意に基づく恋愛)」を含む概念で、恋人や配偶者がいながらも、互いの合意の下でほかの相手とも自由に交際できる関係を指す。
事件当日、プロフィット被告はあらかじめ銃に弾を込めて隠し持ち、2人のもとを訪れて対峙した。身の危険を感じたチャンドラーさんが友人に「彼氏が銃を持っている」とメッセージを送った直後、もみ合いになった。
マックルーアさんが飛びかかると、プロフィット被告は3発を発砲し、続いてチャンドラーさんにも銃口を向けて殺害した。
犯行直後、プロフィット被告は自ら警察に電話し、「恋人同士のけんかがあった」と通報した。駆けつけた警察は、アパートの階段に座ってビールを飲んでいた同被告を逮捕した。
死亡したチャンドラーさんは米海軍の任務で派遣中で、24日に29歳の誕生日を控えるなかで犠牲となり、大きな悲しみが広がっている。
ケンタッキー州出身のマックルーアさんは、自動車整備を学びながら自立を目指していたという。
初公判でプロフィット被告は無罪を主張したが、裁判所は保釈を認めない勾留を命じた。サンディエゴ郡保安官事務所が犯行の詳しい経緯を調べている。

















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