「プーチンの呪い?」ウクライナ訪問翌日に急死…米重鎮を襲った突然の異変

引用:X(旧Twitter)
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米共和党のリンゼー・グラム上院議員が、ウクライナ訪問から帰国した翌日に急死し、さまざまな臆測が広がっている。

グラム氏の事務所は11日(現地時間)、「グラム氏が11日夜、突然の病で死去した。遺族が悲しみに暮れる中、祈りとプライバシーへの配慮を求める」と発表した。死因は心疾患とみられている。救急隊は同日午後8時30分ごろ、グラム氏の自宅で胸の痛みを訴えている人がいるとの通報を受けて出動し、心肺蘇生を行ったという。

グラム氏は死亡前日の10日、ウクライナの首都キーウでウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談していた。

ゼレンスキー大統領は、グラム氏がこれまで10回にわたりウクライナを訪問したことに謝意を示し、「米議会におけるロシア制裁法案の進展状況について説明を受けた」と述べた。さらに、「トルコで開催されたNATO首脳会議で、ドナルド・トランプ米大統領との間で、パトリオットミサイルのウクライナ国内生産に向けた政治的合意に達した」と明らかにした。

ゼレンスキー大統領が公開したグラム氏の2日間にわたるウクライナ訪問時の映像では、グラム氏は健康で精力的な様子を見せており、死の兆候はうかがえなかった。

グラム氏は、最後となったウクライナでの記者会見で、ロシア制裁法案を巡り、米ホワイトハウスと合意に達したと明らかにした。「米国に戻り次第、共和党と民主党の指導部と会談し、ロシア制裁法案を推進する」と強調した。

米議会で超党派の支持を集めたグラム氏の法案は、トランプ政権がロシア産の原油や天然ガスを購入する国に対して関税を課すことを可能にする内容だった。グラム氏は「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の軍事活動を支える原油輸出を遮断すれば、プーチン氏は交渉のテーブルに着き、この悲劇を終わらせるだろう」と主張した。

トランプ大統領はグラム氏の死去を受け、「偉大な人物を失った。常に精力的に働いた真の愛国者を永遠に惜しむ」と哀悼の意を表した。

今年11月の中間選挙で5期目を目指していたグラム氏は、イランや北朝鮮に対する強硬姿勢で知られる共和党の代表的な「タカ派」議員だった。対イラン制裁や軍事的対応を一貫して主張し、2017年にはトランプ政権が北朝鮮への軍事行動に踏み切る可能性にも言及するなど、北朝鮮の核問題でも強硬な立場を示していた。

竹内智子
竹内智子

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