「感染経路が追えない患者も」...エボラ死者600人突破、コンゴで“感染拡大が加速”
死者が1日で20人増加…新たな地域で疑い患者発生に防疫非常事態

アフリカのコンゴ民主共和国(DRC)で発生したエボラ出血熱による死者が600人を超えた。
9日(現地時間)ロイター通信は、コンゴ保健当局が今回のエボラ出血熱の流行で現在までに1,759人の確定患者が発生し、そのうち600人が死亡したと発表したと報じた。過去24時間だけで新たに確定患者51人と死者20人が追加された。
特に、今回はこれまで感染例が報告されていなかったツォポ州とオート・ウエレ州でも疑い患者が発生した。ツォポ州の州都でありコンゴの5大都市の一つであるキサンガニでは疑い患者2人が確認され、そのうち1人は最初の発生地であるイトゥリ州ニアニア保健区との疫学的関連が確認された。
しかし、もう1人は既存の感染地域とのつながりが確認されておらず、保健当局が新たな感染経路を調査している。専門家はこの事例が確認されれば地域社会内で「隠れた伝播」が行われている可能性を排除できないとみている。
今回の流行は希少な「ブンディブギョ株」のエボラ出血熱によって引き起こされた。現在までに承認されたワクチンや治療薬がなく、防疫と患者隔離、接触者追跡が拡散抑制の鍵となる手段とされている。世界保健機関(WHO)は最近、この流行が依然として拡散局面にあり、患者の移動と医療体制の負担により対応が容易ではない状況だと明らかにした。
















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