「ベルトを外していたら終わっていた」旅客機の窓が飛行中に外れ、男性が“機外へ”

欧州の格安航空会社の旅客機が飛行中に窓が割れ、乗客の身体が窓の外に吸い込まれる事故が発生した。
10日(現地時間)、ロイター通信などによると、この日、ギリシャのテッサロニキを出発してドイツのメミンゲンに向かっていた、欧州最大の格安航空会社ライアンエアーの航空機の窓が、飛行中に破損したという。
ライアンエアーは声明を発表し、「この便は、飛行中に乗客席の窓が外れ、テッサロニキに引き返した」と明らかにした。窓が外れたことで、61歳のセルビア人の男性の身体の一部が窓の外に吸い込まれるという、恐ろしい状況が発生した。
男性は肩の部分まで窓の外に吸い込まれたが、幸いにもシートベルトを外していなかったため、周囲の乗客に無事に救助されたという。男性の妻は、約5分間、夫の脚をつかんでいたという。
当時、飛行機に搭乗していたある乗客は、「突然、タイヤが破裂するような音がして、機内の気圧が下がったのを感じた」とし、「一人の乗客の頭と肩が、窓の外に出ていた」と伝えた。
この男性は現在、ギリシャの病院で摩擦による火傷の治療を受けている。病院関係者は、「男性はショックを受けている状態だが、意識はある」と説明した。
航空の追跡データによると、この旅客機は、離陸後、約10分間飛行していたところ、高度9,000フィート(約2,700メートル)下に急降下したという。乗客たちは現地メディアに「爆発音のような音を聞いた」と語った。
窓が壊れた原因は、まだ不明だ。ギリシャのメディアは、航空機のエンジンから落ちてきた破片が窓を破損したとみられると報じた。
米連邦航空局(FAA)によると、事故が発生した旅客機は、ボーイング737MAXの先代モデルである737NG型だという。
ボーイング側は、今回の事故が発生した空域の管轄国である北マケドニアが主導する調査に協力しているとした上で、「我々は、顧客であるライアンエアーと引き続き連絡を取り、支援を続けている」と明らかにした。

















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