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「高血圧薬の思わぬ落とし穴!?」副作用が原因で”手術”を要す場合も

梶原圭介 アクセス  

引用:ニューヨーク・ポスト
引用:ニューヨーク・ポスト

高血圧の治療のために薬を服用していた76歳の男性に、女性のように胸が大きくなる副作用が現れた。

25日(現地時間)、米「ニューヨーク・ポスト」などによると、A氏は心不全の治療薬を服用した後、胸が大きくなるという身体的変化を経験した。

A氏に現れた症状は「女性化乳房症(Gynecomastia)」で、ホルモンバランスの乱れによって発生する。

A氏は過去8か月間、胸の痛みや腫れに悩まされていたが、その原因は数年間服用してきた薬剤「スピロノラクトン」だった。この薬は米国で一般的に処方されている薬の一つで、高血圧などの心血管疾患や男性のホルモン関連治療を目的として、米食品医薬品局(FDA)の承認を受けている。総処方件数は1,200万件以上にのぼる。

副作用としては、脱水、めまい、頭痛、疲労感、吐き気などが報告されている。胸の痛みや乳腺組織の肥大は一般的な副作用ではないが、完全に例外的なケースというわけでもない。

この薬はテストステロンなどの男性ホルモンの生成を抑制するが、このホルモンは女性では体毛の成長を促進する一方、男性では胸を大きくする可能性がある。

実際、この薬とは無関係に、すべての男性のうち半数以上が一生のうちに一度は乳腺組織が肥大する経験をするとされている。一部の場合、この症状は自然に消失する。

ただし、薬の副作用として乳房の肥大が現れた場合には、胸の大きさを抑えるために薬の用量を減らしたり、服用を中止して別の薬に変更する必要がある。

専門家は「スピロノラクトンを服用中にこうした症状が現れたからといって、自己判断で薬を中止したり用量を減らしてはいけない」とし、「医療従事者の診断を受けた上で用量を調整するか、患者の状態に合った別の薬を処方してもらうべきだ」と助言している。

一方、女性化乳房症に悩む男性が、胸の縮小手術を受けるケースも増加している。

米国形成外科学会(ASPS)によると、女性化乳房縮小手術は現在、米国男性の間で需要の高い美容外科手術の一つとなっている。学会は、男性の乳房縮小手術件数が2019年の2万905件から、昨年は2万6,430件に増加したと明らかにした。

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