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【米中宇宙冷戦か】中国衛星、「軌道上ドッキング」で燃料補給実験へ!新技術に米監視体制強化

梶原圭介 アクセス  

中国の衛星、給油するためドッキングテストを実施…アメリカも注目

2つの中国衛星が間もなく宇宙軌道上で合流し、軌道上での“燃料補給ドッキング”によって、衛星の寿命が延びる見通しだと、IT専門の海外メディア「ギズモード」が最近報じた。

宇宙物体の追跡専門会社「COMSPOC」によると、先週末に中国の実践(Shijian)21号と25号が動き始め、今月9日には経度2度差まで接近した。

引用:iSpace
引用:iSpace

両衛星は中国初の静止軌道(GEO)上での燃料補給をテストするため、6月11日にドッキングする予定だ。

軌道上での燃料補給は衛星や宇宙船の寿命延長に不可欠な技術だ。アメリカ合衆国国防総省はこの技術が中国の宇宙開発において重要な節目になると見ているという。

今回接近する2機の衛星は中国航天科技集団(CASTC)の子会社、上海航天技術研究院(SAST)が開発した。実践25号は今年1月に、21号は2021年初めに打ち上げられた。これまで燃料切れで終了と見なされていた実践21号が、最近25号に接近するため機動する様子が確認された。

海外メディアの報道によると、実践25号はロケット燃料であるヒドラジンを約142kgを搭載している。燃料補給により、実践21号は最大8年の延命が可能になるという。

中国の宇宙給油にアメリカも高い関心を示している。アメリカの衛星が中国の衛星2機によるドッキングを監視する予定だ。

COMSPOCによると、アメリカ空軍の静止軌道宇宙状況認識プログラム(GSSAP)の監視衛星2機が最近、中国衛星の近くに接近するため独自の機動を開始したという。

COMSPOCは「アメリカの資産は直接関与していないが、このように近接するのは静止軌道の宇宙状況をさらに複雑にし、戦略的な警戒問題を引き起こす」とX(旧Twitter)を通じて指摘した。

アメリカも過去に独自の軌道上燃料補給実験を行ったことがある。アメリカの防衛業界大手の「ノースロップ・グラマン」は2019年、宇宙で衛星に燃料の補給を行い、衛星の寿命を5年延長した初の企業となった。

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