メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「60年の常識を破る!コンピューターマウスに革命」手首の痛みを解決する“最新人間工学の答え”は?

竹内智子 アクセス  

60年前に登場し、デスクトップパソコンの必須アクセサリーになったコンピューターマウスは、これまで多くの進化を遂げてきた。特に手首の疲労を軽減し、快適性を向上させるために様々な人間工学的アプローチが試みられてきた。しかし、マウスの基本的なデザインは大きく変わっていなかった。

最近、カザフスタンのナザルバエフ大学の研究チームが、マウスの基本原理を人間工学的に再解釈し、従来の製品とは全く異なる2つの試作品を公開したと、科学専門メディア「Live Science」が報じた。

引用:ナザルバエフ大学
引用:ナザルバエフ大学

研究チームが発表した試作品は、握る圧力に反応する柔軟なメッシュ構造の「Fleximouse」、縦型のヒンジ付きA字型フレームデザインの2種類だ。どちらも反復運動過多損傷(RSI)に関連する手首の動きを減らすよう設計されている。研究チームは、指の下に位置する傾斜したグリップやトラックボールなど、既存のマウスデザインではこの問題を解決できなかったと指摘した。

研究チームは2025年9〜10月号の「ACM Interactions」に発表した論文で、「マウスの使用による身体の緊張は、ユーザーが画面の隅に到達しようとする際に、1時間に数百回もマウスを持ち上げなければならないことが原因」であり、「この過程で手首や前腕も動かす必要がある」と説明した。

また、研究チームはマウスによる負傷や不快感の最大の原因を「ほとんどのデザインが依然として硬い外殻を持っている点」と分析した。1970年代にはすでにハンマーやドライバーなどの工具のハンドルにゴムやシリコンなどの柔らかい素材が使用され始めていたが、マウスはコスト削減と生産効率のために依然として硬い素材で作られていた。

研究チームは「手が硬い固体ではないことを考慮すれば、人間工学的デバイスの効果が大幅に向上する可能性がある」とし、「3Dプリンティングの進歩、ソフトロボティクスの普及、柔軟な電子機器などの新技術のおかげで、今や人体により適した消費者向け電子機器を作ることができる」と説明した。

最初の試作品である「Fleximouse」は、手で握ったときに圧力に反応する柔軟なメッシュ素材の本体を採用している。これにより、ユーザーはデバイスを床の上で動かさずにグリップを変えてカーソルを操作できる。

引用:ナザルバエフ大学
引用:ナザルバエフ大学

2つ目の試作品である「Aフレームマウス」は、オーストラリアのメルボルンデザインスクールと共同で開発された。より自然なグリップ感を提供し、可動部品が少ないため耐久性が高い。また、手が平らに置かれているときのように腕の橈骨と尺骨が持続的に交差するのを防ぎ、手首の緊張を軽減する。

これら2つの製品は、スウェーデン王立工科大学の学生28人を対象にテストされた。被験者の多くはゲーマーで、マウスを頻繁に使用する学生だった。全体の11人は長期間のマウス使用により以前から慢性的な不快感を訴えており、4人は臨床的にRSIと診断されていた。

フィードバックは分かれた。Fleximouseについては、手首の位置を頻繁に変更する必要がない点を高く評価する意見がある一方で、スクロールホイールのような馴染みのある機能が欠けている点を指摘する声もあった。Aフレームマウスも、手のサイズによって快適さと自然さが異なる問題があった。しかし、両試作品とも手首の再配置が大幅に減少し、不快感の主な原因を軽減する効果があることが確認された。

研究チームは今後の研究で、柔軟なデザインをユーザーの手に合わせて調整する方法や、より簡単に調整できる方法を含めて、この技術をさらに発展させる予定だと述べた。また、「近い将来、衣類のようにコンピューターマウスをカスタマイズし、個人化する時代が来るだろう」と予測している。

コメント0

300

コメント0

[IT・テック] ランキング

  • ブラック派がついに揺れるのか…iPhone18 Pro新色「ダークチェリー」に早くも本命説
  • 中国で世界初のロボット学校が開校…「ヒューマノイドも学校へ行く時代」に
  • 「AIバブルか、本物か」…孫正義がフランスに約13兆円を投じる“巨大計画”
  • AIデータセンターは本当に“電気を食う施設”なのか…米軍元中将が語った意外な役割
  • 「AIリストラ」は本当に避けられないのか…半導体王が経営者の“言い訳”を一刀両断
  • 「パスワードはもう危ない」…英情報トップが警告した中露スパイ戦の“次の標的”

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • NATO事務総長がキーウ訪問、ウクライナはロシア攻撃
  • 【速報】米国務省「イスラエルとレバノン、停戦で合意」
  • 米軍が次世代貫通爆弾開発加速、地下核施設への打撃力強化
  • 米国務長官「核保有のイランは北朝鮮以上の脅威になり得る」…近く合意成立の可能性にも言及

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • NATO事務総長がキーウ訪問、ウクライナはロシア攻撃
  • 【速報】米国務省「イスラエルとレバノン、停戦で合意」
  • 米軍が次世代貫通爆弾開発加速、地下核施設への打撃力強化
  • 米国務長官「核保有のイランは北朝鮮以上の脅威になり得る」…近く合意成立の可能性にも言及

おすすめニュース

  • 1
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 2
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 3
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 4
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 5
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

話題

  • 1
    「月1万個の廃棄品を削減」日本自動車業界が不良品基準を大幅緩和、その背景とは

    モビリティー 

  • 2
    なぜ公衆トイレの便座はU字型なのか?

    トレンド 

  • 3
    「中国も真似しないデザイン」フェラーリ初EV論争にランボルギーニCEOが参戦

    モビリティー 

  • 4
    「ここは食堂ではない」空港の授乳室でカップ麺を食べる中国人観光客…SNS拡散で迷惑利用に波紋

    トレンド 

  • 5
    子どもへの初めての車選び、IIHSとコンシューマーレポートが推奨する安全モデルとは

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]