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中国はもうドルを捨てた?…公式の“倍”とも言われる金爆買いが意味する「危険な兆候」

竹内智子 アクセス  

引用:depositphotos
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金価格が連日、過去最高値を更新する中、中国が国内外で金の確保に力を入れている。中国の金保有量は、公表されている数値を大きく上回る可能性があるとの見方も出ている。

28日、「NIKKEI Asia(日経アジア)」によると、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、中国の金保有量が約5,500tに達すると推計した。これは中国が公式に公表している保有量のおよそ2倍にあたる。この推計が正しければ、中国はアメリカ(約8,000t)に次ぐ、世界第2位の金保有国となる。

中国国家外貨管理局の資料によると、2025年末時点における中国の金保有量は約7,415万トロイオンス(約2,306t)とされている。中国人民銀行は今月まで14か月連続で金を購入しており、昨年11月には外貨準備に占める金の割合が初めて9%を超えた。

中国は、2022年にロシアによるウクライナ侵攻が始まって以降、金の保有拡大を加速させてきた。2025年6月には「黄金産業高品質発展推進計画(2025~2027)」を策定し、2027年までに金・銀の生産量を5%拡大する方針を示している。計画には、レアアースと同様に小規模鉱山を統合し、管理を強化する内容も盛り込まれている。

こうした動きと並行して、中国各地では大規模な金鉱の発見が相次いでいる。中国自然資源部は2025年11月、遼寧省遼東地域で、国内で初めて埋蔵量が1,000tを超える大規模金鉱が確認されたと発表した。また、山東省煙台市政府は同年末、萊州市三山島北部の海域で、埋蔵量が3,900t以上に達するアジア最大級の海底金鉱が見つかったと明らかにした。

中国は国内開発にとどまらず、海外での金鉱確保にも積極的に乗り出している。中国の鉱山大手「CMOCグループ」は2025年末、ブラジルにある3か所の鉱山を約10億ドル(約1,535億円)で買収し、今月23日から操業を開始した。

香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は、この動きについて、ドナルド・トランプ米大統領が米国の国益を西半球に集中させる方針を打ち出したことへの対応として、中国が戦略資源の確保を本格化させていることを示すものだと評価している。

一方で、中国は米国債の保有を縮小している。ANZによると、中国の米国債保有額は7,000億ドル(約107兆円)を下回り、過去最高時のほぼ半分の水準となった。これは、総額約38兆ドル(約5,833兆円)に達する米国政府債務全体の約2%にとどまる。

「NIKKEI Asia」は、中国が米国債を巡る信用リスクを意識して保有量を減らす一方、米国との競争を見据えて戦略資源の確保を進めていることを示唆していると分析した。ただし、仮に中国が米国の弱点を突く意図を持っていたのであれば、むしろ米国債の保有を増やしていたはずだと指摘。実際には、不確実性が高まる中で有力な投資先が見当たらず、安全資産である金の保有を増やしているに過ぎないとの見方も紹介している。

代表的な安全資産とされる金の価格はこの日、史上初めて1オンス=5,200ドル(約80万円)を突破した。トランプ大統領の予測不能な言動に加え、地政学的リスクの高まりが重なり、投資家の不安心理が一段と強まった結果と受け止められている。

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  • 米国債を売っているのは、元の暴落を抑えるためと資金不足なんだろ、売った金で金現物を買ってはいるが6%程度だよ。金の価格が上がってるのも、戦争準備の為に金現物をため込んでる訳ではなく、金先物とか証券取引が活発になったからで、中国の金現物は昨年の4月にピークが終わってる。

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