ドナルド・トランプ米大統領が、総選挙を控えたタイミングで高市早苗首相を公に支持し、選挙戦に影響力を及ぼそうとする動きを見せている。

トランプ大統領は5日(現地時間)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、8日(日)に重要な選挙(衆議院議員総選挙)が行われると指摘し、結果は今後の国の行方に大きな意味を持つとの認識を示した。
その上で高市首相について、強く力があり賢明な指導者で、国を心から思っている点をすでに証明してきたと評価した。
さらにトランプ大統領は、両国が国家安全保障に加え、双方に大きな利益となる大規模な貿易合意に向けても緊密に協力してきたと説明し、高市首相と、首相が率いる連合(自民党・日本維新の会の連立)には、これまでの成果が正当に評価される資格があると強調した。
続けて、米大統領として高市首相と、尊敬に値する連合が体現する価値観に対し、全面的かつ完全な支持を表明すると踏み込み、高市首相は国民を決して失望させないとも書き込んだ。
トランプ大統領は、来月19日に高市首相をホワイトハウスで迎えるのを楽しみにしているとも記し、訪日当時に自身と代表団が強い印象を受けたと振り返った。

トランプ大統領が海外の選挙で保守系候補への支持を示す例は、これまでも中南米の大統領選などで見られた。ただ、主要7カ国(G7)の一角で東アジアの要所でもある国の総選挙に、ここまで踏み込んだ形で関与するのは異例と受け止められており、外交・政治面の波紋は小さくないとみられる。
高市首相は、女性版安倍晋三とも呼ばれるほど保守色の強い政治家として知られ、憲法改正を通じた国の安全保障の枠組み見直しを強く訴えてきた。総選挙を前にトランプ大統領が高市首相と与党を公然と支援したことは、改憲論議を後押しする方向に働き得るとの見方も出ている。
















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