メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「運河を押さえる者が世界を握る」中国系企業の港湾を”パナマが接収”、運河紛争に発展か

織田昌大 アクセス  

引用:EPA通信/聯合ニュース
出典:EPA通信/聯合ニュース

香港系企業のCKハチソン・ホールディングスが、パナマ政府を相手取り約3,200億円規模の損害賠償請求に踏み切った。パナマ政府が同社の運営してきた港湾を事実上接収したことへの対応で、米中対立の中、戦略的要衝であるパナマ運河の港湾をめぐる国際紛争に発展する可能性が指摘されている。

9日、中国の経済専門メディアの財新によると、CKハチソンは子会社パナマ・ポート・カンパニー(PPC)を通じ、パナマ政府による港湾資産の差し押さえは違法だとして、20億ドル(約3,200億円)規模の損害賠償を求める国際仲裁を提起した。

PPCは国際商業会議所(ICC)規定に基づき、パナマを相手に仲裁手続きを開始し、同社が運営権を保有するバルボア港とクリストバル港に対してパナマ政府が「違法な押収」を行ったと主張した。また、パナマ当局が先月23日、行政命令を根拠に同社の資産と保護対象文書を押収するようにした措置に対して異議を唱え、関連資産と機密資料の返還も要求した。

さらにCKハチソンは、二国間投資協定(BIT)に基づいて以前提出した紛争通知書も補完し、パナマ政府による港湾接収の過程で透明性が欠けており、協議手続きもなかったと主張した。PPCとCKハチソンは共同声明で「パナマ政府による重大な協定違反と反投資家的な措置によって生じたすべての権利と損害について、最後まで主張していく」とし、「決して引き下がらない」と表明した。

バルボア港とクリストバル港は、パナマ運河の太平洋側と大西洋側の入り口に位置する重要港湾で、世界の海上物流における戦略拠点とされる。両港の運営権はCKハチソンが1997年の入札で取得し、2021年の契約更新により2047年まで延長されていた。

しかし、ドナルド・トランプ米大統領が国家安全保障上の懸念を理由に中国系企業による運河港湾の運営に問題を提起して以降、状況は急変した。パナマ最高裁は先月、同港湾の運営権付与契約は違法だと判断し、これによりPPCは港湾運営やクレーン、コンピューターシステムなどターミナル内外の資産へのアクセス権を失った。

一方で、来月開催が見込まれる米中首脳会談でこの問題が議題となる可能性にも注目が集まっている。ブルームバーグ通信は関係者の話として、CKハチソン側がトランプ大統領の訪中を契機に、習近平中国国家主席との首脳会談でこの問題に政治的な突破口が見いだされることを期待していると伝えた。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 2
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 3
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 4
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 5
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

話題

  • 1
    「月1万個の廃棄品を削減」日本自動車業界が不良品基準を大幅緩和、その背景とは

    モビリティー 

  • 2
    なぜ公衆トイレの便座はU字型なのか?

    トレンド 

  • 3
    「中国も真似しないデザイン」フェラーリ初EV論争にランボルギーニCEOが参戦

    モビリティー 

  • 4
    「ここは食堂ではない」空港の授乳室でカップ麺を食べる中国人観光客…SNS拡散で迷惑利用に波紋

    トレンド 

  • 5
    子どもへの初めての車選び、IIHSとコンシューマーレポートが推奨する安全モデルとは

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]