
米トランプ政権がイランに対する懐柔と圧力を続ける中、イスラエルが「48時間の総攻撃」を命じた。イスラエル公共放送のKANは情報筋を引用し「イスラエルは米国がイランとの交渉のためにイスラエルの意思に関係なく一方的に戦闘を中断する可能性を懸念している」とし、「現在イスラエルは米国が28日に休戦を宣言する可能性があると見ている」と報じた。
イスラエルの情報筋は同メディアに「イランが『相当な譲歩』を示せば、米国のドナルド・トランプ大統領が一時的に戦争を中断する可能性がある」とし、「イスラエルは戦争の重要な時点で休戦が行われる可能性に注視している」と述べた。イスラエルメディアのチャンネル12も「トランプ大統領がイラン戦争終結のための15項目提案に対して最終合意を導き出せなくても、まず28日に休戦を宣言する可能性があるとイスラエル政府は見ている」と報じた。
これにより、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はイランの武器生産を麻痺させることに焦点を当てた「48時間の集中攻撃作戦」を命じたとされる。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)はこの日「イスラエルが自国の戦争目標を達成する前にトランプ大統領が戦争を終える可能性があると判断し、イランの軍事力を最大限に破壊するために努力している」と伝えた。さらにイスラエルの高官2人とこの問題に詳しい情報筋2人を引用し「ネタニヤフ首相がイランの武器生産施設を狙った48時間の集中攻撃作戦を命じた」と付け加えた。
ネタニヤフ首相はイスラエルの諜報機関モサドのデビッド・バルネア長官とイスラエル軍のエヤル・ザミール参謀総長、イスラエル・カッツ国防相をはじめとする高官らと会議を開き対策を議論中だと伝えられている。全体の安全保障の内閣会議もこの日の夕方に招集される予定だ。
これに先立ち、トランプ大統領が「48時間の最後通告」後に言葉を変え「5日間の攻撃猶予」を突然宣言した後、イスラエルは困惑を隠せなかった。米国とイスラエルは対イラン軍事作戦を共に開始したが、明らかに異なる戦争目標を遂行しているという分析が事実として確認された形だ。

イスラエルの高官2人は米公共放送NPRに「イスラエル軍は戦争目標達成のためにイランとの戦争を数週間続けたがっている」とし、「戦術的、戦略的次元の両方で非常に重要な成果を上げたが、完全な勝利は達成できていない」と述べた。実際にトランプ大統領の「5日間の攻撃猶予」発表以降もイスラエルとイランは攻撃を交わした。事実上米国が戦争から手を引き、終戦宣言をしたとしてもイスラエルとイランの戦争は続く可能性があるということだ。
一方、イランが15項目を含む終戦提案書を公式に拒否し、イラン戦争は開戦から約1か月で原点に戻った。トランプ大統領は23日、イランとの終戦交渉中であり、イランが核兵器の放棄などの主要な争点に合意したと明らかにした。しかしイラン政権と軍部は米国との交渉中ではないと否定している状態だ。
その後米国が仲介国であるパキスタンを通じてイラン側に15項目を含む終戦提案書を伝えたという報道が米メディアから出ており、これに対してイランが否定的な反応を示したという報道もイランのメディアから続いている。
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官はこの日のブリーフィングで「依然としてイランとの交渉が進行中だ」とし、「『エピック・フューリー(壮絶な怒り)作戦』の核心目標を達成するのに非常に近づいている」と主張した。続けて「イランが自ら軍事的に敗北したこと、今後も敗北し続けることを理解しないなら、彼らはこれまで以上に大きな打撃を受けることになる」とし、「トランプ大統領は大口を叩く人間ではなく、地獄を呼び起こす準備ができている」と強調した。
さらにレビット報道官は、対イラン軍事作戦の過程でイランの首脳部が大規模に死亡した状況を事実上の政権交代と見なすことができると述べた。トランプ大統領は前日、勝利宣言と共に「イラン政権の交代に成功した」と主張していた。ただし現在トランプ政権はネタニヤフ首相の「48時間の集中攻撃」に関する具体的な立場を示していない。














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