
日本経済新聞(日経)は1日、富士通が人工知能(AI)の演算処理に特化した1.4ナノメートル級の半導体を開発する方針だと報じた。
同紙によると、富士通はAI処理に特化した半導体である「ニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)」を1.4ナノメートル級で開発し、「ラピダス」に製造を委託する計画だという。
NPUは、AIの推論処理を低電力で高速に行うための専用半導体であり、汎用的な処理を担うCPUや、大規模な並列演算を得意とするGPUに対し、神経回路網(ニューラルネットワーク)の演算を電力効率よく処理できるよう設計されている点が特徴だ。
次世代スーパーコンピュータ「富岳Next」などを見据え、CPUとNPUを同一パッケージに搭載するのが富士通の構想となっている。ただ、富士通はGPUを自社で手がけていないため、他社との提携によって補完する方針で、2030年までに自社製CPUと米「エヌビディア」のGPUを同一基板上で接続する計画としている。米「AMD」とも提携関係にある。
一方、経済産業省は開発費の一部を支援する方針だ。
日経によると、大企業が主導し、開発から製造までを国内で担う純国産のAI半導体は今回が初めてになるという。
ラピダスは、1.4ナノメートル製品の量産に向け、2027年度にも第2工場の建設に着手する見通しだ。富士通が製造委託を正式に決定すれば、ラピダスにとって「キヤノン」に続く国内の主要顧客候補になるとみられる。













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