イーロン・マスク氏の宇宙探査企業スペースXの上場を前に、宇宙航空株が一斉に上昇する中、米ブルームバーグ通信は「イーロン・マスク氏は夢を売ることに成功した人類初のCEO」と評した。
スペースXだけでなく、テスラも結局は夢を売る企業だ。テスラは最近、電気自動車の販売急減で苦戦しているが、ロボタクシー、ヒューマノイドロボットなどへの期待から株価収益率(PER)が326倍にも達している。適正PERは20前後だ。
コロンビア・ビジネススクールのデイビッド・エリクソン准教授は「製品やサービスではなく夢を売って成功したCEOは、マスク氏が人類史上初だ」と評価した。
スペースXが上場に成功すれば時価総額が2兆ドル(約316兆8,300億円)を超える見込みだ。現在、時価総額2兆ドルを突破した企業はNVIDIA、Apple、Alphabet、マイクロソフト、Amazonのみだ。

上場後、株価が上昇すればこれらを抜いて時価総額1位の企業になる可能性もある。
ブルームバーグの推定によると、スペースXの年間売上は約200億ドル(約3兆1,700億円)に過ぎない。
それにもかかわらず、時価総額が2兆ドルを超えればPSR(株価売上高倍率)が100倍以上になる。PSRは株価を1株当たりの売上高で割ったもので、企業の成長性に重点を置いて相対的に割安な株式を発掘するのに用いる指標だ。
これはS&P500銘柄の中で最も高いPalantirの79倍をも上回る。
それにもかかわらず、ウォール街がスペースXに熱狂するのは、マスク氏が一般人の宇宙旅行の夢を実現してくれるという信念があるからだとブルームバーグは分析した。
そのため、マスク氏は人類初の夢を売って成功したCEOと評価された。















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