「本家へ突き刺さったコピー兵器」米軍、“空と海”からイラン軍事拠点を一斉攻撃

これまでイランのドローン攻撃に苦しめられてきた米軍が、同じ手法でイランに報復した。
米中央軍(CENTCOM)は12日(現地時間)、「イラン国内の軍事目標を狙った追加攻撃を成功裏に完了した」とし、「複数地域の数十カ所の目標を精密誘導兵器で攻撃し、ホルムズ海峡を通過する国際船舶に対するイランの攻撃能力を弱体化させた」と明らかにした。
さらに、「戦闘機、艦艇および一方向攻撃型の空中ドローン、海上ドローンを使用し、イランの防空システム、沿岸レーダー基地、ミサイルとドローンの運用能力、そして小型船舶を攻撃した」と説明した。

米軍が今回使用した兵器のうち、特に一方向攻撃型の空中ドローンと海上ドローンが注目されている。いずれも自爆ドローンを指すもので、CNNは、米軍がイランへの攻撃に空中ドローンと海上ドローンを同時投入したのは今回が初めてだと分析した。
なお、CNNは「今回使用されたドローンの種類と数量は公表されていない」としつつも、「米軍はイランとの戦争初期に空中ドローンを使用したことがある」と指摘した。
米中央軍は昨年12月初め、自爆ドローンを運用する特殊任務部隊「スコーピオン打撃任務部隊(TFSS)」を創設した。
同部隊が運用するのが、長距離一方向攻撃型ドローン「ルーカス(LUCAS)」である。これはイランが開発したシャヘド136を分解し、リバースエンジニアリングして製造された点が特徴となっている。
報道によると、ルーカスはアリゾナ州のSpektreWorksが米軍と共同開発した。全長は約3メートル、翼幅は約2.4メートルと推定され、長距離型は最大18キログラムの搭載物を積み、最大1,500キロメートルを飛行できる。

米中央軍は、ルーカスを投入してイランを攻撃した際、SNSで「イランのシャヘド・ドローンを模倣したこれらの低価格ドローンが、今や米国式の報復を行っている」と明らかにしていた。
一方、米中央軍は今回初めて投入した海上ドローンの機種名を公表していない。しかし、一部では自爆攻撃と多目的任務に対応する海上ドローン「コルセア(Corsair)」との見方が出ている。
コルセアは全長7.3メートルで、1,000ポンド(約454キログラム)を運搬できる無人艇である。今年3月末から中東に配備され、敵軍の動向追跡や機雷探知に活用されてきた。
元米海軍大佐のカール・シュスター氏はCNNとのインタビューで、「一方向攻撃に最も適しているのは無人水上艇(USV)だ」と述べた。
また同氏は、「このドローンは機雷除去や対潜水艦任務用に設計されたが、時速40マイルで航行できるため、自爆攻撃にも活用できる」と説明した。















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