「戦うのか、手を握るのか」…習近平訪米を前に、米中が5カ月ぶりに動いた
ルビオ国務長官と王毅外相、ルビ
中国は南シナ海での権益尊重を要求、米国は「対立は有益でない」

米国と中国の外交トップが22日(現地時間)に会談し、中国の習近平国家主席による9月の訪米日程を調整した。
米国のマルコ・ルビオ国務長官と、中国の王毅共産党政治局委員兼外相は同日、フィリピンのマニラで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議を機に、米中外相会談を開催した。
両氏による対面での会談は、今年2月のドイツ・ミュンヘンでの会談以来、5か月ぶりとなる。当時は米国のドナルド・トランプ大統領の訪中日程を調整したが、今回の会談では習主席の訪米日程が集中的に議論された。
ルビオ長官は会談後、報道陣に対し「9月の訪問について多くの意見を交わしており、それが核心だった」とし、「さらに前向きな訪問に向けて土台を構築するためのものだ」と説明している。
同氏は「両国は世界で最も強力な国家だ。双方の間に大きな見解の相違がある分野も存在する」とし、「こうした相違点は当分の間存在し続けると考えており、我々の任務はその相違点が決して制御不能な状態に陥らないよう管理することである」と語った。
続けて「協力の可能性がある分野もいくつかあると見ている」とし、「9月までに我々がなすべきことは、そうした分野を把握し、9月に極めて前向きなワシントン訪問が実現するよう土台を築くことだ。その問題について多くの意見を交わした」と付け加えた。
中国国営の新華社通信も、双方が次回の米中高官級交流を徹底して準備するため、政治的・外交的チャンネルを十分に活用し、戦略的安定を基盤とした建設的な米中関係の構築において実質的な進展を遂げることで合意したと報じた。
習主席のワシントン訪問は、今年5月のトランプ大統領による北京訪問に対する答礼訪問の性格を帯びており、9月に予定されている国連総会ハイレベルウィークへの出席を機に実現するものと見込まれている。

同日の会談では、最近南シナ海で発生した中国とフィリピンの物理的な衝突に関する議論も行われた。中国は核心的利益を侵害しないよう警告した半面、米国は緊張を高めないよう求め、危機管理に主眼を置いた。
王外相は米国に対し、中国の核心的利益を尊重し、一つの中国原則を遵守するとともに、見解の相違を適切に管理し、中国の正当な懸念を払拭するよう強く求めたと、新華社通信は伝えている。
中国のCCTV(中国中央テレビ)も、王外相が「最近米国が示した一連の否定的な言動」に対する中国の立場を伝え、米国が中国の核心的利益を尊重するよう求めたと報じた。南シナ海を巡る紛争に関連し、米国が中国を批判したことを念頭に置いた発言だと解釈される。
ルビオ長官も、南シナ海での紛争について議論したかという質問に対し「その通りだ」と答え、「対立が激化する様相を呈しているが、我々はこれが否定的であり、誰の利益にもならないと見ている」と述べた。
そのうえで、「もちろん我々はすべての会議において、米国がフィリピンと条約関係を結んでいることを繰り返し強調してきた」とし、「我々は条約上の義務を忠実に履行する。これまでもそうであったし、今後も引き続きそうしていく」と強調した。















コメント0