
北朝鮮側が日本の要望のみでは日朝首脳会談を実現できないとの立場を表明したにもかかわらず、日本政府は24日、高市早苗首相が北朝鮮側と正面から向き合う覚悟であることを改めて強調した。
「産経新聞」や「時事通信」によると、林芳正官房長官はこの日の定例記者会見で、日朝首脳会談に関する金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長の談話について、「北朝鮮側の個別の発表についてコメントすることは差し控える」と述べ、直接的な言及を避けた。一方で林長官は、拉致問題解決のため「高市首相は日朝双方が共に平和と繁栄を享受できる未来を描けるよう、金正恩(キム・ジョンウン)総書記と条件を付けずに正面から向き合う覚悟がある」と述べた。また、高市首相が日米首脳会談においても金総書記との直接会談に強い意欲を示したとし、「日朝間の諸懸案の解決に向け、米国をはじめとする国際社会と緊密に協力し、引き続き努力する」と強調した。
これに先立ち23日、金副部長は談話を発表し、高市首相が日米首脳会談で日朝首脳会談の実現に意欲を示したことについて、「日本の首相が我が国の認めない一方的な問題解決を図ろうとするならば、我が国の指導部は会う意向も、向き合うこともない」と表明した。金副部長が言及した「一方的な問題」とは、日本人拉致問題を指すと解釈されている。金副部長は、「両国首脳会談を実現させるのであれば、まず日本が時代錯誤な慣行や習性と決別する決断を下すべきであるが、現在の日本はこれとは正反対の方向に進んでいる」と主張。また、「我々は依然として古い思考と実現不可能な事柄に固執している相手とは向き合うことはない」と強調した。
高市首相は19日(現地時間)、ワシントンでトランプ米大統領と会談後、記者団に対し「私から(トランプ大統領に)金総書記と直接会いたいという強い決意を伝えた」と述べた。この件に関する協議も行われ、トランプ大統領からは「様々な協力ができる」との発言があったという。高市首相は記者会見中、拉致被害者全員の救出を願うシンボルであるブルーリボンバッジを着用していた。














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