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「地上戦も辞さない」米国が空母3隻体制へ、21日の休戦期限が迫るなかトランプが動いた

梶原圭介 アクセス  

引用:US Navy
引用:US Navy

米国のトランプ政権が今月中に空母1隻と米軍兵力少なくとも1万人を中東に追加配備する計画だと、ワシントン・ポストが15日に報じた。政権関係者は、イランとの終戦合意が最終的に決裂した場合を想定し、地上戦に発展する可能性も視野に入れているという。

ワシントン・ポストはトランプ政権関係者への取材を基に、空母ジョージ・H・W・ブッシュとその護衛艦隊が中東へ追加配備される見通しだと伝えた。ジョージ・H・W・ブッシュだけでも乗員は約6,000人とされる。さらに、第11海兵遠征部隊の約4,200人を乗せたボクサー両用即応群も、今月下旬に中東へ到着する予定になっている。

米国とイランの2週間の休戦は21日に期限を迎える。米メディアは、両国が終戦協議を続けるため休戦を延長する可能性があると報じてきた。これに対しホワイトハウスは、イランと生産的な対話を続けているのは事実だとする一方、現時点で休戦延長を協議したことはないとの立場を示している。

ワシントン・ポストは、追加兵力が休戦期限前後に、すでに中東へ展開している艦隊と合流する可能性が高いと報じた。中東に配備された米軍兵力はすでに5万人を超えている。ジョージ・H・W・ブッシュが加われば、エイブラハム・リンカーン、ジェラルド・R・フォードと合わせ、中東に展開する米空母は3隻体制へ増えることになる。

同紙の取材に応じたトランプ政権関係者は、終戦合意のないまま休戦が切れた場合、追加空爆に加えて地上戦に踏み切る可能性も検討していると明らかにした。予備役海軍大将で海洋戦略センター所長のジェームズ・フォゴ氏は、使える手段が多いほど選択肢も広がると説明したうえで、追加配備される兵力について、事態悪化に備えた予備戦力だとの見方を示した。

この日の記者向け説明で、ホワイトハウス報道官のカロライン・レヴィット氏は、交渉と会談に専念していると述べ、イラン側との2回目の終戦会談が実現する場合、開催地は再びパキスタンになる可能性が高いと語った。

米国のドナルド・トランプ大統領は前日、ニューヨーク・ポストのインタビューで、イランとの2回目の終戦会談が2日以内に開かれる可能性があると述べた。トランプ大統領は、パキスタンのアシム・ムニール陸軍参謀長が協議を積極的に支援していると説明し、次回会談が実施されれば、初回と同じパキスタンのイスラマバードになるとの見通しを示した。

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