中国で冷蔵庫に入れておいた残り物を何気なく食べた妊婦が細菌に感染し、命を落とす事件が発生した。
オンラインメディアのBastille Postは14日(現地時間)に、中国河南省鄭州市に住んでいた妊婦Aさんが冷蔵庫内の残り物を食べて「リステリア菌」に感染し、3か月後に亡くなったと伝えた。特に彼女が亡くなったのは35歳の誕生日のわずか2日前だったという事実が明らかになり、悲しみを一層深めている。
事件の発端は平凡な食事だった。冷蔵庫に保管していた残り物を食べたAさんは、しばらくして発熱や下痢など体の異常を感じた。

単なる風邪や腸炎だと思っていた症状は急速に悪化し、病院の診断でリステリア菌感染と確認された。医療チームはAさんを救うために3ヶ月間奮闘したが、結局敗血症と多臓器不全で亡くなった。
リステリア菌は0〜4℃の低温でも生存・増殖する性質を持つ。
冷蔵庫に保管された残り物や加熱していない生肉、未殺菌の牛乳などで主に見られる。潜伏期間は3日から最長70日に及び、初期症状が軽い風邪に似ているため治療のタイミングを逃しやすい。
医療界は特に妊婦を高リスク群として指摘する。一般成人より免疫力が低い妊婦がリステリア菌に感染すると、細菌が胎盤を通過して流産や早産、胎児死亡など致命的な結果を引き起こす可能性があるからだ。
専門家は「冷蔵庫は食品を安全に保つ箱ではない」と警告する。
残り物はできるだけ24時間以内に消費すべきで、再び食べる際は食品の中心温度が70℃以上になるよう数分間十分に加熱しなければリステリア菌を死滅させられない。特に水分の多い緑色野菜やきのこ類は常温で長時間放置したものは摂取しない方がよい。
専門家は、高リスク群ほど「食材は速やかに調理し、調理後はすぐに摂取する」といった原則を徹底し、生食を避けるべきだと指摘した。そのうえで、発熱や胃腸症状が現れた場合は単なる体調不良と自己判断せず、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけた。














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