米元CIA幹部の自宅から金塊・ロレックスなど64億円相当…浮かび上がった“二つの顔”

米中央情報局(CIA)の元高官が、4,000万ドル(約64億円)相当の金塊や現金などを持ち出し、自宅に隠していた疑いが浮上した。
ニューヨーク・ポストなどによると、米連邦捜査局(FBI)は最近、元CIA高官のデイビッド・ラッシュ被告のバージニア州の自宅を家宅捜索した。現場からは現金だけで200万ドル(約3億2,000万円)が見つかり、金塊303個やロレックスの高級腕時計30本超など、総額4,000万ドル相当の資産が大量に押収された。
ラッシュ被告は、最近までCIAで高官として勤務していた人物だ。
捜査の結果、ラッシュ被告は昨年11月から今年3月にかけて、「業務経費として使う」として大量の金塊や外貨を受け取っていたことが分かった。
しかしその後、内部監査でこれらの資産がCIAの保管庫からなくなっていたことが確認された。不審に思ったCIA長官が直ちに事件をFBIに引き継ぎ、捜査が始まった。
FBIは自宅を捜索する前に、ラッシュ被告の事務所にある個人用金庫を確認したが、受け取った資金のごく一部しか残っていなかった。残りの資金はすでに持ち出されていたとみられる。
ラッシュ被告は現在、巨額資産を隠していた疑いに加え、詐欺行為が発覚し起訴されている。大学の卒業証書などを含む経歴を偽造して政府高官の職を得ただけでなく、存在しない海軍予備役の身分も詐称していたという。
警察の調べでは、ラッシュ被告は1997年に海軍に入隊し、2015年に正式に退役した後、軍に再入隊していなかった。それにもかかわらず、架空の海軍大佐の身分を作って給与を受け取り、7万7,000ドル(約1,200万円)に上る休暇手当もだまし取っていたとされる。













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