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コンビニ前で亡き飼い主を待ち続けた忠犬ムデン、王女が救いの手…その感動の物語に温かい支援の輪

平野大地 アクセス  

タイ・コラート(ナコーンラーチャシーマ)のセブンイレブン前で亡き飼い主を待ち続け、多くの人々の心を打った忠犬「ムデン」が新しい人生を歩み始めたというニュースが伝えられた。

先月31日、オンラインメディア「カラパイア」がムデンの近況を報じた。この物語はタイ国内だけでなく、世界中で注目を集めた。

ムデンの物語が広まったきっかけは、先月16日、地元の写真家「マリモフォトグラフィー(Mari-Mo Photography)」がFacebookに投稿した1枚の写真だった。

コンビニの入り口で力なく横たわるムデンの姿は多くの人々に深い印象を与えた。

ムデンは約4年間、ホームレスの男性と共に暮らしていたが、その男性が昨年11月に病気で亡くなり、ひとり取り残されてしまった。

その後、ムデンはよく一緒に過ごしていたコンビニの前で戻らぬ飼い主を数ヶ月間待ち続けていた。その間、コンビニの店主や従業員、地域住民たちがムデンを支え、温かい手を差し伸べ続けた。

この話が広まると、ムデンを支援しようという声が集まり、多くの人々が温かい家庭に迎え入れられることを望んだ。幸い、ムデンは新しい家族を見つけることができた。

驚くべきことに、ムデンを引き取ったのはタイ王女だった。

現地メディアによると、ムデンはタイ国王ラーマ10世の姪にあたるシリバ・チュダボーン王女(42歳)の元へ迎えられたという。

コラートの住民たちがムデンの治療費を募る動画を投稿したところ、それを見た王女が引き取りを決意した。

王女は過去に愛犬を失った経験があり、飼い主を亡くしたムデンの気持ちを深く理解していると語った。

また、SNSを通じてムデンが重度のうつ病を患っており、治療が必要だと伝え、その回復に尽力することを約束した。

先月22日、王女はコラートの地元当局とセブンイレブンの許可を得た後、畜産開発局(DLD)の職員を派遣し、ムデンを保護した。

写真家やコンビニスタッフが見守る中、ムデンは無事に保護され、動物病院で診察を受けた。

検査の結果、ムデンは寄生虫に感染していたことが判明し、現在は治療を受けているという。

ムデンのニュースを知った人々は安堵し、王女への感謝の声が相次いだ。

現在、ムデンはチェンマイ県に移され、王女の手厚いケアのもとで心身ともに癒されながら、新たな人生を歩み始めている。

このニュースに対し、ネットユーザーからは「ムデン、おめでとう!これからは幸せに暮らしてね」「良い飼い主に巡り会えてよかった」「笑顔を見ると幸せそう」「心も美しい王女だ」といった温かい声が寄せられている。

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