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「犬が舐めただけなのに…」小さな傷から細菌侵入、四肢切断に至った米国事件

望月博樹 アクセス  

引用:ザ・サン
引用:ザ・サン

米国で、60代の女性が飼い犬との接触後に細菌感染を起こし、手足を切断する事態に至ったとして、衝撃が広がっている。英紙「ザ・サン」が12月24日(現地時間)に報じた。

オハイオ州在住のマリー・トレイナーさんは、海外旅行から帰宅後、2匹の飼い犬から熱烈な歓迎を受けた。この際、ジャーマン・シェパードの「テイラー」が、マリーさんの体を何度も舐めたという。

しかし数日後、マリーさんは突然の倦怠感や全身の痛み、意識障害などの症状を示し、病院に搬送された。検査の結果、犬の唾液中に存在する「カプノサイトファーガ・カニモルサス(Capnocytophaga canimorsus)」と呼ばれる細菌が、皮膚の小さな傷口から血流に侵入し、感染を引き起こしたことが判明した。

マリーさんは9日間にわたって昏睡状態が続いた後、意識を回復したが、その時すでに両腕と両脚は切断されていたという。本人は、手足のない状態で目を覚ましたことは本当に恐ろしい衝撃だったと語り、今も受け入れがたく、毎日涙を流していると心境を明かした。

現在、義肢を装着してリハビリ治療を続けているマリーさんは、手足がなくてもできることが少しずつ増えているとし、最近は再び自転車に乗れるようになったと前向きな姿勢も示している。

また、最近新たに犬を迎え入れたことについて、たとえまた犬が私の手足を舐めて失うことになったとしても、彼らなしの人生は考えられないと述べ、飼い犬への深い愛情を示した。

「カプノサイトファーガ・カニモルサス」の危険性

カプノサイトファーガ・カニモルサスは、犬や猫の口腔内に常在する細菌であり、健康な人では多くの場合、重篤な問題を引き起こさない。しかし、免疫力が低下している人や、過度の飲酒習慣がある人の場合、深刻な感染症を招く恐れがある。

感染初期には、倦怠感、悪寒、発熱、下痢などの症状が現れることがあり、傷口が急速に腫脹したり発赤したりする場合もある。症状が進行すると、敗血症や敗血症性ショックなどの全身症状を伴い、命に関わる危険性も指摘されている。

医療専門家は、ペットに噛まれたり引っかかれたりした場合は、直ちに石けんと流水で傷口を洗浄すること、また、傷が深い場合や赤み、痛みが強まる場合には、速やかに医療機関を受診することを推奨している。さらに、傷がある状態では、ペットにその部位を舐めさせないよう注意が必要であると呼びかけている。

コメント1

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コメント1

  • 磯爺

    ほかの記事で英国でも同様の事故の記事があったが、犬種が同じジャーマンシェパードだった。 何か共通事項があるのだろうか?

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