
中国で推理小説を楽しんでいた女子生徒が、作品のアイデアを実際の状況に適用し、学校の携帯電話保管庫の暗証番号を解読したことが明らかになり、注目を集めている。
28日(現地時間)、「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」は昨年11月、中国のある寄宿制中学校で起きた出来事を報じた。この学校に通う女子生徒のティエンさんは、読んでいた推理小説からヒントを得て、教室に設置された携帯電話保管庫のパスワードを解読した。
彼女はキーパッドの上にチョークの粉を軽く振りかけ、よく押された数字に残った痕跡を確認した後、暗証番号の組み合わせを推測したという。

その後、キーパッドに残ったチョークの跡を見た他の3人の生徒も同じ方法で番号を特定し、保管庫から携帯電話を取り出して寮に持ち帰った。一部の生徒はSNSに「ロッカー番号が判明した」と投稿し、この事実を共有した。
学校側はこの事実を把握した後、関連する生徒4人に学内規定に基づく措置を講じたという。この学校は校内での携帯電話の使用を厳しく制限しており、登校時には指定された保管庫に機器を預けるよう義務付けている。
学校関係者は「番号を推測した行為よりも、許可なく携帯電話を持ち出した点が規則違反に該当するため、懲戒処分を決定した」と述べた。その後、学校はすべての保管庫の暗証番号を変更し、保管庫の位置を教務室の近くに移動したと伝えられている。
このニュースが伝わると、現地のオンラインコミュニティでは「本の力はすごい」「観察力が優れている」「推理能力を良い方向に生かせればいい」といった肯定的な反応が相次いだ。一方で、一部の教育専門家は「問題解決能力は望ましい資質だが、規範と責任意識が伴わなければ不適切な行動につながる可能性がある」と指摘した。













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