メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

欧州との亀裂深まる…トランプ氏、「関税25%・米軍削減」で圧力強化

梶原圭介 アクセス  

米軍縮小に関税引き上げ…トランプ氏、イラン戦争めぐり欧州同盟に不満爆発

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ドナルド・トランプ米大統領は虚勢を張らない。

米ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官がたびたび口にする決まり文句の一つだ。目的達成のため相手を威圧する上司の得意技が発揮された後、「単なる虚勢ではないか」との批判が出るたびに切り返す常套句でもある。

事実とは言い難いが、そう受け取られる事例がいくつかあるため、全面的に否定するのも難しい。最近では、欧州同盟国に対するトランプ大統領の相次ぐ措置によって、その例がまた一つ増えた。

トランプ大統領は、同盟国との協議なしに始めたイラン戦争で苦境に陥ると、3月中旬に突如として同盟国に軍艦派遣を要求した。これが受け入れられなかったことで、強い不満をあらわにし、「忘れない」と述べ、報復を何度も示唆した。

今年3月の閣僚会議で、NATOに向けて「もし助けないのなら、そのことは忘れない。よく覚えておけ。数か月後には私の発言の意味が分かるだろう」と述べたのが代表例だ。

そのわずか1か月余り後となる1日(現地時間)、トランプ大統領は欧州製自動車への関税引き上げを発表し、欧州駐留米軍の削減も指示した。表向きの理由はそれぞれ異なるものの、この戦争をきっかけに高まったトランプ大統領の怒りが影響した結果との見方が強い。

トランプ大統領はこの日、SNSの「トゥルース・ソーシャル」に「EUが、われわれが完全に合意していた貿易協定を順守しなかったことを踏まえ、来週から米国に輸入されるEU製の自動車とトラックに課す関税を引き上げると発表できることをうれしく思う」と投稿し、「関税率は25%に引き上げられる」と記した。

トランプ政権は昨年7月、EUと貿易協定を締結し、自動車を含む大半の商品に対する関税を15%へ引き下げることで合意していたが、約10カ月後には自動車への関税率を25%に戻すと宣言した。

EUが具体的にどの合意に違反したのかについては説明していない。これに対し、関税引き上げの背景には、イラン戦争をめぐるトランプ大統領の不満が影響したのではないかとの見方が出ている。

EU製自動車への関税が引き上げられれば、多くの自動車メーカーを抱えるドイツが直撃を受ける。トランプ大統領は最近、フリードリヒ・メルツ独首相のイラン戦争に関する発言を問題視し、連日批判を繰り返していた。

この日、トランプ政権は関税措置にとどまらず、ドイツ駐留米軍の撤収に関する具体的な計画も発表した。トランプ大統領がSNSで削減検討に言及してから2日後のことだ。

米メディアによると、国防総省高官はトランプ大統領がドイツ駐留兵力5,000人の削減を指示したと明らかにし、米国防総省のショーン・パーネル報道官は、撤収は今後6か月から12か月の間に完了する見通しだと説明した。

パーネル報道官は、今回の決定について、欧州における米軍配置の現状を国防総省が徹底的に検討した末に下されたものだと説明したが、匿名の国防総省関係者は、今回の措置がイラン戦争に関連した一種の報復措置であることを示唆した。

米CBSは、国防総省関係者が今回の措置について、欧州同盟国がイラン戦争で提供した支援の水準に対するトランプ大統領の不満を示すものだと受け止めていると報じた。ニューヨーク・タイムズ(NYT)も、国防総省高官らが非公式に、今回の措置が米国のイラン戦争をめぐる最近の発言でトランプ大統領の機嫌を損ねたドイツへの処罰と受け止められることを望んでいると伝えた。

メルツ首相は先月27日、国内行事で「米国は明らかに何の戦略もなくイラン戦争に飛び込んだ」と述べ、「イラン指導部、とりわけイスラム革命防衛隊(IRGC)が米国を屈辱的な状況に追い込んでいる」と評価し、トランプ大統領の怒りを買った。イラン戦争で高まっていた欧州への不満に、さらに油を注いだ形だ。

まずドイツに向けられたトランプ大統領の怒りは、他の欧州同盟国にも広がる可能性がある。

トランプ大統領は前日、ドイツだけでなく、スペインやイタリアに駐留する米軍の削減意向も示していた。記者団に対し、「なぜ私がそうしないといけないのか。イタリアはわれわれをまったく助けていないし、スペインはひどかった。本当にひどかった」と語った。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    ホンダ系ディーラー、下請け整備業者に車両運搬を無償強要…公取委が勧告方針

    モビリティー 

  • 2
    「人間が作り出した突然変異」倫理なき近親交配で生まれたホワイトタイガーの衝撃的な姿

    トレンド 

  • 3
    店先で盲導犬がおしっこをしてしまった瞬間、店主が見せた感動的な対応

    トレンド 

  • 4
    陣痛に苦しむ妊娠中の母親に、愛犬が見せた思いがけない反応

    トレンド 

  • 5
    「最近、体力も筋力もガクッと落ちた」と思ったら…何歳から?“一気に老ける年齢”は本当にあった

    ライフスタイル 

話題

  • 1
    「これを本当に飲んだのか…」1口5ドルでも即完売、米巨大アニメイベントで売られた“素足入りドリンク”に衛生問題が噴出

    トレンド 

  • 2
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 3
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 4
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 5
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]