メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「空気圧を下げれば安全」夏タイヤの大誤解、バーストを招く逆効果の実態

山田雅彦 アクセス  

引用:depositphotos
引用:depositphotos

「夏はタイヤの空気圧を少し下げたほうがいい」と考えているドライバーは少なくない

気温が上がる時期になると、「夏はタイヤが破裂しやすいから空気圧を下げなければならない」という話が毎年のように聞かれる。実際にそう実践しているドライバーも少なくないが、この対処が誤っていると、かえって危険度が増すことになる。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

夏場に本当に危険なのは「空気圧不足」

見落とされがちな点がある。夏場はタイヤ自体の温度が著しく上昇する。高温のアスファルトの上を高速で走行し続ければ、熱はさらに蓄積されていく。この状態でさらに空気圧を下げると、タイヤへの負荷が増してより多くの熱を生み出すことになる。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

空気圧不足がタイヤの発熱を招く

空気圧が不足すると、タイヤのサイドウォールが過度にたわんで変形する。回転のたびに摩擦が増加し、内部温度が急上昇する。これが進行すると「スタンディングウェーブ現象」と呼ばれる波打ち変形が生じ、最悪の場合は高速道路上でのバーストに至るケースも報告されている。

夏に事故が増える理由

夏の高速道路でタイヤの破片が路面に落ちているのをよく目にするが、その多くは過熱によるものとみられる。特に空気圧が不足した状態で長距離走行をすると危険性が増す。SUVや積載量の多い車両では、その傾向がより顕著だ。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

「高いほうが危険では」という誤解について

もちろん、過度に高い空気圧が好ましくないのは事実だ。しかし、メーカーが推奨する適正範囲内であれば、大きな問題は生じない。むしろ夏場だからといってわざわざ空気圧を下げることのほうが危険といえる。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

空気圧は「冷間状態」での測定が基本だ

タイヤの空気圧は、走行前にタイヤが冷えている「冷間状態」を基準に調整するのが基本だ。走行後は熱によって空気圧が自然に上昇する。その状態で空気を抜いてしまうと、逆に空気圧不足を招きかねない。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

多くのドライバーが見落としがちな点

引用:depositphotos
引用:depositphotos

意外に多くのドライバーが、空気圧警告灯が点灯するまで空気圧を確認しない。しかし、警告灯が点灯する段階では、すでにかなりの空気が抜けている場合が多い。季節の変わり目に一度点検する習慣をつけておきたい。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

燃費や乗り心地にも影響を与える

空気圧不足は安全面だけの問題ではない。燃費が悪化するほか、タイヤの摩耗も早まる。特にタイヤの端部だけが偏って摩耗する「偏摩耗」が生じやすくなり、タイヤ交換のサイクルが早まる要因にもなる。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

夏こそタイヤ管理が重要になる

エンジンオイルはこまめに管理する一方で、タイヤをおろそかにしているドライバーは少なくない。しかし、実際に路面と接しているのはタイヤ4本だけだ。夏場は特に、わずかな空気圧のずれが走行感覚や安全性に直結しやすいことを忘れないでほしい。

コメント0

300

コメント0

[モビリティー] ランキング

  • 「安全基準を満たした証拠がない」テスラが出荷したモデルY、1万4000台の正体
  • 中国EV、“冬の弱点”克服へ一歩か…BYDが極寒で見せた「12分で97%充電」
  • 「レース中にエンジンごと替えろ!」トヨタの実戦開発哲学、ニュルで世界が目撃した
  • 「4WDは車を無敵にする魔法じゃない!」専門家が怒る、ドライバーの思い込みとその代償
  • 「カーナビ中に高温警告」スマホを車に繋ぐと熱くなる、Android Autoの落とし穴
  • 中国企業ベンツは米国から出ていけ?!」ベンツを襲う中国株の影

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    「僧侶が酒を注ぐ?」…「仏教の経を聞きながら一杯」東京のユニークバーに観光客殺到

    ニュース 

  • 2
    「絶対に入るな」警告にもかかわらず毎年1万人が流入…死者19人を出した富士山

    ニュース 

  • 3
    陣痛に苦しむ妊娠中の母親に、愛犬が見せた思いがけない反応

    トレンド 

  • 4
    「最近、体力も筋力もガクッと落ちた」と思ったら…何歳から?“一気に老ける年齢”は本当にあった

    ライフスタイル 

  • 5
    「これを本当に飲んだのか…」1口5ドルでも即完売、米巨大アニメイベントで売られた“素足入りドリンク”に衛生問題が噴出

    トレンド 

話題

  • 1
    スイス、9月に中立強化を問う国民投票実施へ…対ロ制裁への参加に反発

    ニュース 

  • 2
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 3
    トランプ政権「司法被害者基金」計画を撤回…連邦裁判所が相次ぎ停止命令

    ニュース 

  • 4
    AIブームでインフレ再燃懸念…FRBの利下げ遠のく

    ニュース 

  • 5
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]