「トランプ氏を疑えば、司法が玄関まで来る」NYTに巨額訴訟…記者5人には召喚状
米国のドナルド・トランプ大統領が健康異常説を提起したメディアの関係者を厳しく非難し、天文学的な規模に達する訴訟を予告した。同日、米連邦検察は大統領専用機に関するセキュリティの脆弱性を指摘した報道を問題視し、同メディアの記者らに取材源の公開を求める召喚状を大量に発布した。批判的な報道を統制するために国家権力と司法制度を全面的に動員し、メディアの口を封じようとしているとの批判が出ている。
12日、ブルームバーグやAP通信など主要メディアの報道を総合すると、トランプ大統領は11日、自身のSNSでニューヨーク・タイムズ(NYT)所属のマギー・ハーバーマン記者を厳しく批判したという。ハーバーマン記者は最近、テレビ番組に出演し、トランプ大統領がイランを日本と言い間違えたことを取り上げ、認知能力の低下が懸念されるとの見方を示した。
トランプ大統領はこの日、該当記者をウジムシと魔女に例えた侮辱的な言葉を使い、「NYTに対する数十億ドル規模の訴訟が法廷に持ち込まれれば、その代償を払うことになる」と述べた。また、自身は「ウォルター・リード米軍医療センターで完璧な身体検査を終えた」とし、「認知能力検査でも満点を取った」と反論した。

これと同時に、米司法省は10日、カタールが贈呈した新しい大統領専用機のセキュリティ問題を指摘したNYTの記者5人に召喚状を送付した。これに先立ちNYTは、トランプ大統領がトルコで開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を終えて帰国する際、新しい専用機にミサイル防御システムなどの先進的なセキュリティ機能が不足しているとの米シークレットサービスの助言に従い、旧型の専用機に乗ったと報じた。この報道を受け、米司法当局は国家安全保障に直結する機密情報をメディアに漏えいした内部関係者を特定するとして、取材源の開示を迫った。
この日、米司法省の報道官はメール声明で「我々はメディアが米国で果たす重要な役割を評価し、感謝している」としながらも、「国家安全保障に影響を与える機密情報を漏らしても構わないと考える政権内の人々を摘発する」と述べた。
一方、NYT所属の弁護士であるデヴィッド・E・マクロー氏は公式声明で、今回の大統領発言と米司法省の召喚について「連邦法執行官が報道記者の自宅の玄関先に現れる今の状況を目の当たりにして、憲法と憲法が保障する報道の自由を信じるすべての米国民は衝撃を受けるべきだ」と述べた。















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