フォルクスワーゲングループ傘下のスカウトモータースが、電気ピックアップトラックとSUVの量産を前に、大型EVの発売経験豊富な量産専門家を迎えた。GMでハマーEVとシボレー シルバラードEVの発売・製造を指揮したトッド・ジョンソンを製造担当副社長に新たに任命したと発表し、サウスカロライナ州の新工場での量産開始に向け製造専門性を強化する。

【引用:Scout Motors】ジョンソン新製造担当副社長は、サウスカロライナ州ブライスウッドの生産センターで製造運営を統括する。同施設は完全稼働時に4,000人以上を雇用し、年間最大20万台の生産能力を持つ。プロトタイプ生産着手と約41億円規模の教育センター開設に続き、実績あるリーダーシップの参画で量産準備は加速している。

【引用:Scout Motors】市場の需要も堅調で、2026年3月時点でスカウト・トラベラーSUVとスカウト・テラピックアップトラックの事前予約は16万台を突破した。約87%が航続距離延長型電気自動車(EREV)を選択。スカウトは消費者の声を反映し、室内ドアハンドルや操作系を物理ボタン式に維持するなど使用性を重視している。

【引用:Scout Motors】スカウトは量産計画の策定段階に移行し、顧客納入目標は2028年。一部アナリストはスケジュール調整の可能性を指摘するが、VWグループの支援下でIPOの可能性にも言及されるなど成長性が評価されている。激戦化する電気ピックアップ・オフロードSUV市場で、ベテラン人材の合流と堅調な予約実績は、スカウトが有力プレーヤーとなる原動力となる見込みだ。
















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