トヨタ「ヤリスクロス」の欧州仕様が装いを新たにした。欧州で年間20万台以上を販売しトヨタの業績をけん引するなか、同社は継続的改善(カイゼン)の方針に基づき外観と内装の細部を磨き上げた。フランスの生産工場で仕上げた新型は商品力を高め、欧州BセグメントSUV市場での地位をさらに固める戦略だ。

【引用:トヨタ】外観の変更の中心は、立体構造のハニカムパターングリルだ。鋭いLEDヘッドランプと力強いホイールアーチが調和し、ブラックのスキッドプレートがSUVらしい躍動感を際立たせている。新デザインの17インチ、18インチアルミホイールも車体全体のバランスと外観の魅力を高めている。

【引用:トヨタ】室内は上位グレードに環境配慮素材「サクラタッチ(SakuraTouch)」を採用し、ダッシュボードとドアガーニッシュにはプラチナ調のアクセントを配置した。植物由来原料とワイン由来の廃コルク、再生PETを混合したこの素材は、天然皮革の柔らかさを保ちながら生産時の炭素排出量を95%削減している。

【引用:トヨタ】パワートレインの中心は最高出力130馬力(96kW)、最大トルク185Nmの「ハイブリッド130」で、0-100km/hを10.7秒で加速する。効率重視の「ハイブリッド115」と電子式四輪駆動「AWD-i」も選べる。この高出力仕様は2027年以降の次世代フルモデルチェンジ時に段階的採用される可能性が高く、欧州で進むプレミアム化は世界の小型SUV市場のトレンドを占う指標となりそうだ。

山田雅彦
山田雅彦

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