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【必読】ブレーキ音で分かる危険信号…放置すれば重大事故に直結する4つの症状

山田雅彦 アクセス  

引用:depositphotos
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ブレーキは車の安全性を左右する重要な要素だが、時間とともに摩耗や不具合が起こる。そのため、ブレーキ部品の摩耗を適切に把握し、交換することが極めて重要となる。これを怠れば、重大な安全リスクにつながる可能性がある。

メーカーは他の部品と同様、ブレーキの交換時期を提示している。しかし運転習慣によっては摩耗が早まり、推奨よりも早い交換が必要になることもある。ブレーキは摩擦によって減速させる仕組みだが、その副産物として熱や音が発生する。摩耗や損傷が進むと特有の音が出る。

こうした音を理解すれば、ブレーキの問題を正確に診断し、故障に至る前に対処できる。ブレーキ音は種類ごとに原因が異なり、代表的なものにグラインディング音、キーキー音、ドンドン音、ガタガタ音、カチカチ音、悲鳴のような高音などがある。専門家は特に以下4つに注意を促している。

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1. ブレーキのグラインディング音

最も明確な兆候のひとつがグラインディング音、つまり金属同士が擦れる音だ。この音は耳で聞こえるだけでなく、前輪ブレーキの場合はハンドルを通じて振動としても感じられる。

よくある原因はブレーキパッドの摩耗だ。ブレーキパッドは金属の台座に摩擦材を貼り付けた構造で、この摩擦材が金属製ディスクに接触して車を止める。摩擦材にはセラミックや有機材など様々な種類がある。

摩擦材は摩耗するように設計されており、完全に削れ落ちると金属の台座がディスクに直接接触し、グラインディング音を発する。この状態はディスクを深刻に損傷し、パッド交換以上のコストを招く。そのため解決策は速やかなパッド交換だ。

グラインディング音の別の原因としては、小石など異物がパッドとディスクの間に入り込んでディスクを傷つけているケースもある。また長期間駐車した後に走り始めた際、摩擦音が聞こえる場合はディスク表面に錆が発生していることが多い。この場合、通常の走行で数回ブレーキを使用すれば錆と音は自然に消える。

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2. ブレーキのキーキー音/キュッキュッ音

ブレーキを踏んだときのキーキー音は、低品質のパッドに起因することが多い。制動性能が低下するだけでなく、そうしたパッドは頻繁に高音を発する。

もうひとつの原因は、パッドに取り付けられた摩耗インジケーターが金属ディスクに接触する際の音だ。一般に「パッドウェアインジケーター」と呼ばれる小さな金属片で、高音のキーという音を出し交換時期を知らせる役割を持つ。

キーキー音に似たキュッキュッ音は、ブレーキホースが緩み、回転するホイールやディスクに触れているときにも発生する。この場合は車速によって音の強弱が変化するかを観察すると確認しやすい。

また、キーキー音やきしみ音の原因が必ずしもブレーキだけとは限らない。摩耗したホイールベアリングやサスペンション部品でも減速時に音が発生することがある。ジャッキアップしてホイールを回転させ、ベアリング音を確認すべきだ。それでも原因が不明な場合は、ボールジョイントやコントロールアームブッシュなどサスペンション部品の点検が必要となる。

さらに、ブレーキを踏んだ際に「シュー」という音が出る場合は、ブレーキブースターの真空漏れが考えられる。真空ホースの損傷やダイアフラムの破れによって空気が漏れ、シュー音が発生する。この場合、制動力低下やペダルの異常な硬さを伴うことがある。

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3. ブレーキのドンドン音/ガタガタ音

ドンドン音やガタガタ音は、キャリパーボルトの緩みが原因で発生する場合がある。この場合はボルトを締め直すことで解決できる。

また、ブレーキパッドやキャリパー、アンチラトルクリップの取り付け不良で、パッドが定位置で遊び動いているケースでもガタガタ音が出る。これは深刻な問題で、制動力の低下や制動時の片寄り、最悪の場合はブレーキの完全故障につながる可能性がある。

さらに、歪んだブレーキディスクが原因で常時パッドが一部に当たるときもガタガタ音が発生する。この場合、ブレーキペダルやハンドルに振動が伝わり、解決にはディスクの研磨や交換が必要となる。ただしドンドン音やガタガタ音は、ブレーキよりもサスペンション部品の緩みが原因であるケースも多い。

4. ブレーキのうなり音と制動力低下

まれに発生する症状として、低いうなり音と同時に制動力の低下が見られることがある。これはブレーキパッド表面がガラス状になる「グレイジング」現象が原因だ。頻繁な急ブレーキやブレーキを踏み続けた走行により過度な熱が発生し、パッド表面が損傷して発生する。一時的にサンドペーパーで削ることで改善可能だが、根本的にはパッド交換が必要となる。

珍しい音としては、ABS作動時の高速グラインディング音がある。これは正常な作動を示すもので、滑りやすい路面や高速制動時に発生する。ただし、低速でも頻発する場合はABSやホイールスピードセンサーの不具合が疑われる。

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結論

ブレーキは命を守る必須部品であり、問題の診断と同じくらい予防も重要だ。優れたブレーキを保つには、普段の運転習慣が大きく影響する。

最も避けるべきは急ブレーキだ。これはブレーキシステムに過度な負担をかけ、特にパッドの早期摩耗や交換につながる。前車との車間を十分に取り、緩やかに減速すればブレーキの寿命を大きく延ばすことができる。

ブレーキを長持ちさせる最良の方法は、使用を最小限に抑えることだ。一見矛盾するようだが、停車を予測してアクセルから徐々に足を離せば車は自然に減速して止まる。

さらにエンジンブレーキは、万一のブレーキ故障時に命を救う手段であり、通常走行でも制動効率を高め寿命を延ばす効果がある。ブレーキペダルに足を常時置く癖も避けるべきだ。わずかな圧力でもパッドがディスクに当たり続けて過熱を招き、結果として摩耗や故障に直結する。

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