
12日(現地時間)、米国のドナルド・トランプ大統領は米中首脳会談に出席するため、中国・北京に向けて出発した。イランとの終戦交渉が行き詰まっている中、トランプ大統領は中国の習近平国家主席と会い、イラン問題の解決策を長時間議論する計画だと明らかにした。
トランプ大統領は同日の午後2時36分頃、米メリーランド州にあるアンドルーズ統合基地からエアフォースワン(大統領専用機)に乗って出国した。彼は13日の午後遅く(中国時間)北京に到着する見込みで、14日から2日にわたって本格的な訪中日程をこなす。米国大統領の中国訪問は2017年11月以来、8年6か月ぶりだ。前回訪中した現職の米大統領も、政権1期目時代のトランプ大統領だった。トランプ大統領と習主席の対面は昨年10月、韓国・プサンでの会談以来7か月ぶりになる。
14~15日にかけて行われる米中首脳会談では、両国の貿易問題の他にもイラン戦争が主要議題として扱われる見込みだ。中国はイランと外交だけでなく経済的にも深い関係を結んでいるため、今回の米中首脳会談を通じて解決策の糸口が見つかる可能性がある。米国とイランは4月7日に休戦し、終戦の議論を続けているが、なかなか合意点を見出せずにいる。最近イランが出した提案に対し、トランプ大統領は不快感に近い感情を示し、軍事作戦を再開する可能性まで言及されている。
トランプ大統領は同日ホワイトハウスを出る際、習主席にイラン戦争に関してどのようなメッセージを伝えるのかとの記者団の質問に対し、「まず第一に、その件について長時間にわたり話し合うことになる」と答えた。続けて「彼は比較的協力的な姿勢を示していると思う。封鎖作戦を見ても、中国は問題を提起しなかった。彼らはその地域から多くの原油を輸入している。そして彼は私の友人であり、私たちは良好な関係を築いている」と説明した。さらに「今後良いことが起こると思う」とし、「今回の訪問は非常に興味深く、多くの良いことが起きるだろう」と述べた。

トランプ大統領は中国にイランの原油輸入と軍民両用品目の輸出を中止するよう要求する見込みだ。米国はイランの合意を圧迫するため、海上封鎖と金融制裁に力を入れている。中国がこれに協力する場合、イラン経済の負担は一層高まる可能性がある。しかし、トランプ大統領は中国の直接的な仲介については線を引いた。彼は習主席がイラン戦争に直接介入することを望んでいるかという質問に「イラン問題について、我々は何の助けも必要だとは思わない。いずれにせよ私たちは勝つ。平和的な形であれ、そうでない形であれ、勝利する」と述べた。
米中は今回の首脳会談で両国の貿易問題や人工知能(AI)協力、台湾問題についても議論する見込みだ。特に昨年合意した米国の関税引き下げ措置及び中国のレアアース輸出制限措置が延長されるかが焦点の一つだ。トランプ大統領は「私たちは今後数十年間、素晴らしい関係を続けていく」とし、米中関係の安定に重点を置いた。彼は「習主席と私の関係は素晴らしい。私たちは常に良好な関係を築いてきたし、中国とも良好にやっており、協力も順調に進んでいる」とし、「習主席も今年の終わりにこちら(米国)を訪問する予定なので期待している」と述べた。
ホワイトハウスで記者団の取材によると、トランプ大統領の専用機には米国のマルコ・ルビオ国務長官、ピート・ヘグセス国防長官、米国通商代表部(USTR)のジェイミソン・グリア代表、米国務省のモニカ・クローリー儀典長、スティーブン・ミラー大統領次席補佐官、ホワイトハウスのスティーブン・チャン広報部長、ロバート・ガブリエル大統領副補佐官などが同席した。また、トランプ大統領の次男エリック・トランプ氏と妻のララ・トランプ氏も同行した。














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