「非公開会議では同盟の結束を強調」

ドナルド・トランプ米大統領は、北大西洋条約機構(NATO)に対し、公開の場では厳しい批判を繰り返した一方、非公開の首脳会議では加盟国との協力を強調するなど、対照的な姿勢を見せた。米政治専門メディアのポリティコが9日(現地時間)に報じた。
ポリティコによると、トランプ大統領は非公開会議で、「米国は今もNATOを支持しており、同盟を弱体化させる意図はない」との趣旨の発言をしたという。
会議の出席者らも、トランプ大統領が公開の場で発言した時よりもはるかに落ち着いた雰囲気の中で、加盟国首脳らと意見を交わしたと明らかにした。
トランプ大統領は首脳会議の公開日程では、欧州各国の国防費負担が依然として不十分だとして、一部の加盟国を強く批判した。
また、イラン問題への対応を巡って米国に十分な支援を行わなかったと不満を示したほか、スペインとの貿易問題やグリーンランド問題にも言及し、緊張を高めた。
しかし、ポリティコによると、非公開会議では雰囲気が一変したという。
出席者らによれば、トランプ大統領は各国首脳と比較的友好的な対話を続け、米国による集団防衛の公約を直ちに揺るがすような発言はしなかったとされる。
一部の首脳は会議後、「公開の場での発言より、はるかに生産的な議論だった」と評価したという。
実際、トランプ大統領も首脳会議後の記者会見で、「多くの愛情と結束を感じた」と述べ、当初の強硬姿勢から一歩後退したとも受け取れる発言をした。
さらに、加盟国首脳らが自国の安全保障に強い意志を示したとして、NATO首脳会議は成功裏に終了したと強調した。
















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