海兵隊の時代は終わる?…ウクライナ、敵地に初の「武装ロボット上陸作戦」

敵の海岸に侵入する上陸作戦も、今やロボットが代わりに行う時代になった。米軍事専門メディアのThe War Zone(TWZ)などの海外メディアによると、ウクライナ軍が史上初めて、海上ドローン(無人機)を使って武装した地上ロボットを敵地に上陸させたという。SNSに公開された映像では、まず無人水上艇(USV)が海岸に到着して接岸すると、無人地上車両(UGV)が降りて陸上へ展開する様子が確認できる。その後UGVは、搭載された機関銃で海岸の向こうの目標を攻撃した。
SF映画さながらの光景が現実のものになった形で、上陸地点はウクライナ南部ムィコラーイウ州のキンブルン岬とされている。ここはムィコラーイウとヘルソンに向かうウクライナの海上輸送ルートを事実上遮断できる戦略上の要衝で、現在はロシア軍がその大半を支配している。これについて作戦を指揮したウクライナ軍の第123独立領土防衛旅団は「新しい戦争時代が始まる」と述べたが、正確な時期は公開しなかった。ただし、今回の攻撃に出たUGVは1台だけのようで、実質的な戦術価値よりも象徴的な意味と広報効果が大きいと評価されている。

これについてTWZは「上陸したUGVは7.62㎜機関銃で武装しており、正確な射撃を実現するため、自律的な標的の探知、追跡、交戦を支援する人工知能(AI)を搭載している」とし、「ウクライナはこのようなUGVを開発して実戦に使用している」と伝えた。
これに先立つ4月にも、ウクライナはドローンだけでロシア軍の陣地を初めて占領した。当時、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は声明を通じて「兵士は一人も直接攻撃に参加せず、ドローンとUGVのみでロシア軍の陣地を占領した」とし、「今回の戦争で無人システムが敵陣を占領した初の事例であり、戦争史全体を通じても、ほぼ間違いなく初めてのケースだ」と主張した。

ウクライナは不足する兵力を補うため、陸・海・空の各領域で運用可能な様々なドローンを開発し、実戦に投入している。2025年2月、ウクライナ国防省は無人地上システム(UGS)を運用するロボット部隊の創設を発表し、銃器で武装したUGVを披露した。ウクライナ軍のUGVは四輪車型の車体上部に機関銃など様々な銃器を装備しているのが特徴だ。
また2025年4月にも、ウクライナのデブドロイド社が開発したUGVである「ドロイドTW 12.7」がメディアに公開された。高性能の熱画像システムを搭載したこのUGVは、タブレット端末による遠隔操作に対応しており、車体上部にはブローニングM2重機関銃を搭載している。















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