「中国が握る戦略資源に異変」レアアース輸出34%急減…EV・半導体を揺らす“新たな不安”

中国の6月のレアアース輸出が前年同月比34.06%急減した。財新快報や聯合早報、経済通は14日、中国海関総署が発表した6月の貿易統計によるとレアアースの輸出量が5,104.8トンで、2025年6月の7,742.2トンから2,637.4トンも減少したと伝えたという。6月のレアアース輸出量は前月の5,490.4トンよりも385.6トン、7.02%減少した。
レアアースは電気自動車のモーターや風力発電の設備、半導体、高度な電子部品、軍事装備の生産に必須な17種類の戦略鉱物を指す。サプライチェーンと国家安全保障を左右する核心的な資源として評価されている。6月のレアアース輸出急減は輸出許可制と輸出規制強化による影響とみられる。世界最大の生産国である中国はレアアースを国家戦略資源として管理し続けており、輸出許可制を実施しているため、許可の手続きが長引くことで海外出荷が遅延したと各メディアは分析した。
さらに、日本や米国など主要輸入国への供給が制限されたことも輸出減少に影響を与えたとの見方だ。今年1〜6月の上半期のレアアース輸出は3万482.8トンで、昨年同期の3万2,569.3トンに比べ2,086.5トン、6.41%減少した。レアアースは一般の鉱物とは異なり、代替供給源を容易に確保できない資源とされる。採掘から分離、精錬、磁石の製造まで高い技術力が必要で、輸出量が減少すると海外企業は在庫確保を急ぐか、より高い価格と長い納期を受け入れなければならない可能性が高まる。
そのため、レアアースの輸出統計は単なる貿易指標を超え、戦略鉱物サプライチェーンの流れを示す指標として注目されている。
一方、中国希土産業協会の資料を基に算出した6月の中国のレアアース価格指数は全般的に上下を繰り返しながら上昇する傾向を示した。6月の平均的なレアアース価格指数は256.9を記録した。最高値は6月24日の267.9で、最低値は6月1日の249.4、最高値と最低値の差は18.5ポイントに達した。変動幅は約7.2%だ。
















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