
米移民・関税執行局(ICE)職員による不法移民の取り締まり過程で死亡事故が相次ぎ、「過剰取り締まり」論争が広がる中、最近メイン州で撃たれた20代の男性は元々取り締まりの対象ではなく、米国に合法的に滞在していたという主張が出てきた。
15日(現地時間)、AP通信とニューヨーク・タイムズ(NYT)などによると、13日にメイン州ビデフォードの住宅街でICEの強制送還業務(ERO)職員の銃に撃たれて死亡した男性は、コロンビア出身のヨハン・セバスティアン・ドゥラン・ゲレロ氏と確認されたという。
メイン州選出のアンガス・キング上院議員(無所属)は、米国土安全保障省のマークウェイン・マレン長官との通話内容を引用し、「事件当時、ICE職員が執行しようとしていた逮捕状は、ゲレロ氏のものではなかった」と明かした。キング議員によると、ICEの捜査官らは当時、退去強制命令が確定した別の容疑者の住宅で張り込みをしていたという。その後、該当の住宅からゲレロ氏が車で出てきたため職務質問を試みたが、逃走しようとしたことから発砲したとされる。
ゲレロ氏は不法滞在者ではなかった。現地の移民団体と遺族によると、死亡したゲレロ氏は米国内で合法的に働ける就労許可を持っていたという。コロンビアに住む彼の父親は現地メディアとのインタビューで「息子は妻と3歳の娘を養うために昼は食材宅配をし、夜は動物病院の清掃員として働く誠実な一家の大黒柱だった」と語った。















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