AFP通信のインタビューで「AIへの拒否感は興味深い」

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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アカデミー監督賞を受賞したクリストファー・ノーラン監督が、多くの人々がAIに強い拒否感を抱いていると指摘し、AI時代でも大作映画は生き残ると、報道陣とのインタビューで強調した。

イギリスのガーディアンは、ノーラン監督が11日(現地時間)パリでAFP通信のインタビューに応じ、「AIについて興味深いのは、ウォール街や投資家、テクノロジー企業にはこれほど広く受け入れられている一方で、一般の人々からこれほど強い拒否感を示された技術は見たことがないという点だ」と語ったと報じた。

また、「少し奇妙だ。特に若者たちは『AIスロップ』という言葉を作り出した」とし、「AIに対する一種の軽蔑が存在する」と付け加えた。AIスロップとは、近年ソーシャルメディアを中心に氾濫しているAI生成のテキスト・画像・動画コンテンツを指す。

ノーラン監督はAIがいくつかの有用な「画像生成ツール」を生み出すだろうとしながらも、「AIが人間や人間の創造性を丸ごと置き換えるという考えは馬鹿げている」と強調した。

『オッペンハイマー』や『ダークナイト』などを手掛けたノーラン監督は、映画の没入感と臨場感を最大化するためにCGをほとんど使用しないことで知られる。現在、2億5,000万ドル(約405億1,400万円)の制作費を投じた大作『オデュッセイア』の劇場公開を控えている。

同監督は2023年の『オッペンハイマー』公開時、ガーディアンのインタビューでAIが「強力なツールになる」としながらも、「絶対にしてはいけないのは、経営陣、雇用主、製作者が自らの行動に対する責任を回避するためにAIを利用することを許すことだ」と強調していた。

近年のAI進展に伴い、ハリウッドを含む映画業界では俳優、脚本家、カメラマンなどがAIに仕事を奪われるのではないかという懸念が広がっている。2023年には全米脚本家組合(WGA)とSAG-AFTRAがAIによる雇用喪失と肖像権侵害問題に抗議するためにストライキを行った。

織田昌大
織田昌大

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