
米共和党の次期大統領候補の一人と目されるテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)が、支持者らを前にドナルド・トランプ大統領の関税政策を批判した。
26日(現地時間)、米政治専門メディアのアクシオスは、2025年に入手した10分ほどの録音資料を引用し、クルーズ氏が支持者に対し「トランプ大統領の関税政策が経済を破壊し、結果的には弾劾につながる可能性がある」と警告したと報じた。
クルーズ氏は、2025年4月初旬にトランプ大統領が関税政策を発表した際、上院の数人とともに撤回を求めたことを明かした。「中間選挙までに物価が10~20%上昇し、株価が30%下落すれば、議席を失い弾劾の可能性も出てくる」と警告したという。
クルーズ氏は共和党内の伝統的な自由貿易主義と介入主義を支持する人物であり、トランプ大統領の強固な支持層である「MAGA(アメリカを再び偉大に)」陣営と対立してきた。2028年大統領選への出馬が有力視されている。
また、クルーズ氏は次期大統領選で事実上トランプ大統領の後継候補と目されるJD・ヴァンス副大統領も牽制した。同氏は、ヴァンス氏が保守政治評論家のタッカー・カールソン氏の主張に従い「非介入主義的な外交政策」を推進していると繰り返し批判した。その上で、ヴァンス氏とカールソン氏が、イランへの爆撃を支持したことを理由にトランプ政権第2期初頭のマイク・ウォルツ前国家安全保障担当大統領補佐官を解任させた、と主張した。さらに、両氏が米国のイスラエル支援に反対するダニエル・デイビス陸軍中佐を国家情報長官室(ODNI)の要職に任命することに関与したとも主張している。
アクシオスによれば、カールソン氏はウォルツ氏の解任やデイビス氏の人事への関与を否定した。トランプ大統領およびヴァンス副大統領の広報担当者はコメントを控えている。













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