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「イランに一切やられていないのに作戦機を喪失」米空軍が突きつけられた”自滅の記録”

望月博樹 アクセス  

引用:X
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米軍のKC-135空中給油機1機が対イラン軍事作戦の遂行中、イラク西部で墜落し、救助活動が続いていると米中央軍が12日、現地時間で明らかにした。

AP通信やBBCなどによると、中東地域の米軍を統括する米中央軍は同日、Xへの投稿で、米軍のKC-135空中給油機1機を喪失したと発表した。そのうえで、敵の攻撃や味方による誤射が原因ではないと説明している。

米中央軍は、今回の事故には2機が関与したとし、1機は安全に着陸した一方、もう1機はイラク西部に墜落したと明らかにした。

匿名を条件に取材に応じた米政府関係者は、事故に関与したもう1機もKC-135給油機だったと付け加えた。

BBCは、墜落したKC-135の正確な原因はなお判明していないものの、専門家の間では空中接触の可能性が指摘されていると報じた。

空中給油機は、戦闘機や爆撃機が遠距離の目標まで飛行できるよう、空中で燃料を補給する機体で、戦時の兵站を支える重要な役割を担う。

多数のジェット機が同時に上空を飛行するなかで行われるこの任務は、きわめて複雑な航空作戦でもある。

給油の際は、受油機が給油機の後方へ接近し、給油機側が機体後部から給油ブームを伸ばす。受油機の操縦士は、給油機下部の誘導灯を確認しながら位置を細かく調整し、受油口にブームを接続する流れだ。

真っ暗な夜間に数メートルの距離でブームの接続が完了すると、数分にわたって燃料の移送が行われる。この間、受油機は大型給油機のすぐ近くを維持しなければならない。敵に探知されないよう灯火を消したまま夜間任務に当たるケースも多く、操縦士や乗員には高度な技量が求められる。

米中央軍は、事故がイラク上空で起きたと発表したが、イラン国境からどの程度離れた地点だったのかは明らかにしていない。

KC-135の基本乗員は、機長、副操縦士、ブーム操作員の3人で構成される。米空軍によると、航空機動軍団は約400機の空中給油機を運用している。

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