
米国の保守陣営では、中東紛争への関与の是非を巡る路線対立が、影響力の大きい人物同士の感情的な応酬へと発展し、亀裂を一段と深めている。
16日(現地時間)、米メディアのザ・ヒルによると、保守系の著名ジャーナリストであるメーガン・ケリー氏とマーク・レビン氏は、イスラエルとイランを巡る軍事介入問題を巡ってSNS上で激しく衝突した。発端は政策判断の違いだったが、レビン氏がケリー氏を「情緒不安定で下品な人物」と批判すると、ケリー氏もレビン氏の身体をあげつらう表現で応酬し、論争は泥仕合の様相を強めた。
ここに政治家まで加わり、対立の構図はさらに広がっている。米国のドナルド・トランプ大統領は自身のSNSでレビン氏を「力強く聡明な愛国者」と称賛し、擁護に回った。レビン氏を攻撃する側を「嫉妬にとらわれた人々」と切り捨てて火消しを試みたものの、保守陣営の結束はかえって揺らいでいる。
一方、米国のマージョリー・テイラー・グリーン前下院議員はケリー氏に同調し、トランプ大統領の対応を正面から批判した。グリーン氏はケリー氏の発言は妥当だと主張したうえで、トランプ大統領によるレビン氏擁護こそが保守支持層の反発を招いていると指摘している。
ザ・ヒルは、今回の騒動は単なる個人間の不和にとどまらず、米軍による中東での軍事作戦に反対するタッカー・カールソン氏ら反戦寄りの保守勢力と、従来の対外強硬派との間でくすぶってきた対立が表面化したものだと分析した。














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